gooリサーチ と 毎日新聞 による共同企画調査
毎日新聞 2010年10月21日朝刊
gooリサーチと毎日新聞社による共同企画調査<第30弾>
『高齢不明者』などに関する調査
~全国で相次ぐ高齢者の不明 「国の制度機能せず」47%~
生きていると思われていた高齢者の死亡や所在不明が全国で相次ぐなか、毎日新聞がNTTレゾナントの協力を得て行ったインターネット調査で原因を聞いたところ、「自治体や国の制度が機能していない」と指摘する人が47%に上った。次いで「家族関係の希薄化」(29%)、「地域関係の希薄化」(24%)の順だった。
一方、所在不明者の問題で一番心配なことは「家族が年金やお祝い金を不正取得しているのではないか」が50%と最多。「既に亡くなっているのではないか」(35%)、「適切な治療や介護を受けていないのではないか」(13%)という懸念より、不正利用者への不満が目立つ結果となった。
◇質問と回答◇
◆高齢者の所在不明が相次ぐ最大の原因は。
家族関係の希薄化 | 29 |
---|---|
地域関係の希薄化 | 24 |
自治体や国の制度が機能していない | 47 |

◆何が一番心配か。
既に亡くなっているのではないか | 35 |
---|---|
年金や祝い金の不正取得 | 50 |
犯罪に巻き込まれているのではないか | 2 |
適切な治療や介護を受けていないのでは | 13 |

(注)数字は%、小数点以下四捨五入。質問と回答は一部省略。
<調査の方法>
8月27~29日、gooリサーチのモニターから無作為に選んだ20歳以上を対象にインターネットで調べ、1071人から回答を得た。
<調査概要>
- 実施期間: 2010/08/27~2010/08/29
- 有効回答数: 1,071
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。