
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
この「携帯電話買い替えニーズ定期リサーチ」はインターネットコム株式会社とgooリサーチが2004年4月より定期的にレポートしているもので、今回はその第45回となる。
調査対象は、全国の10代から50代以上のインターネットユーザー1,000人。男女比率は、男性:46.3%、女性:53.7%。年齢層分布は、10代:1.1%、20代:19.1%、30代:37.2%、40代:24.2%、50代以上:18.4%。
利用キャリアは、NTTドコモユーザー:48.9%、au(KDDI)ユーザー:27.5%、ソフトバンクユーザー:18.4%、ウィルコムユーザー:4.1%、イー・モバイルユーザー:1.1%の割合で調査を行った。
今回は第40回(2008年10月17日掲載)の調査に続き、携帯電話買い替えの際に重視するポイントなどについてみてみよう。
調査対象全体に「携帯電話・PHSを買い替える際に何を重視しますか」(複数選択)との質問を行ったところ、「本体の価格」の659人(65.9%)と「デザイン」の644人(64.4%)に回答が集中。ともに半数以上のユーザーが回答しており、この2点について重視するユーザーが多いことがわかる。
第40回では、デザインを重視するユーザーが多かったが、昨今の不況の影響からか、今回は価格を重視するユーザーの方が多くなっている。
次は重視するサービスについてみてみよう。「携帯電話・PHSを買い替える際に、対応の有無を重視するサービスをお答えください」(複数選択)と聞いてみた。
第40回の調査結果と同様にトップは「パケット定額制」の459人(45.9%)だが、回答数は12ポイント上昇しており、「パケット定額制」を重視するユーザーが増えている。
また、第40回の時には5位だった「デコレーションメール」は23ポイント上昇し134人(13.4%)が回答し、「着うたフル」(128人:12.8%)、「着うた」(126人:12.6%)、「ナビゲーション」(121人:12.1%)を抜き、2位に浮上している。
最後に「あなたは現在使用している携帯電話・PHSを何か月使用していますか」との質問で、携帯電話の使用期間についてみてみよう。
「1年以上2年未満」が最多で36.0%(360人)、これに「2年以上」の30.8%(308人)が続いている。これをあわせた"1年以上"使用しているユーザーは66.8%(668人)、6割半ばに上る。
1年以上使用しているユーザーは、第42回調査(2008年12月26日掲載)の調査結果(61.00%)から、5ポイント以上の増加となっている。
こちらも不況の影響と捉えることもできるが、携帯電話の基本料金割引の条件となる、いわゆる「2年縛り」や高額な端末価格設定などの影響と考えられる。
<調査概要>
- 実施期間: 2009/04/13~2009/04/17
- 有効回答数: 1,000
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。