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モバイルリサーチ第28回:「第2回 映像・動画に関する調査」

5人に1人はテレビ付きケータイ、モバイル動画に普及の兆候【第28回:モバイル調査】

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

この「モバイルリサーチ with goo」では、gooリサーチとjapan.internet.comが共同で、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートを定期的に行い、その結果を発表している。
今回は「モバイル映像」について質問を行った。

■ モバイル動画再生経験者は7割に迫る勢い

まず、携帯電話での動画再生経験者の割合を見てみよう。すべての回答者に対して「携帯電話で動画を見ていますか」との質問を行った。

「とてもよく見る」との回答は前回の1.69%から微増の2.25%(24人)、「よく見る」も微増しており5.58%から6.55%(70人)に微増している。「たまに見る」は前回の22.81%から26.03%(278人)に増加、よく見る人との合計は34.83%で、「習慣的にモバイル動画を利用しているユーザー」は前回の30.08%から、4.75ポイントの増加となっている。

「見たことはある程度」は前回の32.27%から、ごく微増の32.40%。「利用者」との合計=モバイル動画再生の経験者は、前回の62.35%から67.23%に5ポイント近い伸びを見せている。モバイル動画再生は、徐々にではあるが普及しつつあると見ることができるだろう。

■ 再生されるモバイル動画は5分以内が9割

再生されている動画の長さはどの程度か見てみよう。モバイル動画再生の経験がある回答者に720人に対して「どのような動画を再生していますか」との質問を行った。

最も多い回答は「10秒~30秒程度」で47.50%(342人)。「30秒~1分程度」24.17%(174人)、「1~5分程度」15.28%(110人)が続き、5分以内の回答が93.06%にも上る結果であった。

■ 5人に1人はテレビ付きケータイ

携帯電話会社各社から、コストパフォーマンスに優れたモデルも投入されてきていることもあり、ワンセグは急速に普及している。最後にテレビ付き携帯電話の使用率を見てみよう。すべての回答者に対して、使用中の携帯電話がテレビ放送受信に対応しているかどうかを尋ねてみた。

「対応している」との回答は22.10%(236人)であった。携帯電話ユーザーの5人に1人は携帯電話でテレビ放送を楽しめる環境を持っているようだ。なお、テレビ付き携帯電話使用者の内訳は「ワンセグのみ」72.88%(172人)、「ワンセグとアナログ両方」15.68%(37人)、「アナログのみ」11.44%(27人)となっている。

このところ、ニコニコ動画や、マイスペースなど、動画再生サービスを携帯電話向けに提供する動きが活発だ。それを反映するように、ユーザーのモバイル動画利用経験者も増加しているようだ。

調査は、日本全国に住む10代~50代以上の男女合わせて1,068人を対象に実施。男女比率は、男性41.76%、女性58.24%。年齢層分布は、10代2.72%、20代28.65%、30代43.26%、40代19.76%、50代以上5.62%。

<調査概要>

  • 実施期間: 2007/09/03~2007/09/07
  • 有効回答数: 1,068

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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