gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
インターネットコムとgooリサーチが行った調査によると、SNS利用者の約8割が利用中のSNSに満足しているようだ。
今回の調査は2007年2月に続く定期調査の第6回となる。
調査対象は全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,086人。男女比は男性52.58%、女性47.42%。年齢別は10代17.40%、20代19.89%、30代17.86%、40代17.50%、50代16.48%、60代以上10.87%。
全体1,086人のうち「mixi」などのSNSを現在利用している人は前回より0.77ポイント増加して28.45%(309人)。過去に利用した経験がある人(7.18%)を加えると35.63%となる。「SNSを知らない」という回答者は17.31%(188人)で、SNSの認知度はこれを除いた82.68%(898人)だ。
これらの割合は、第3回以降は大きな変化はなく、ほぼ安定している。利用者は3割程度、利用経験者は35%程度、未経験者は半数程度、「SNSを知らない」は17%程度だ。
今回は、SNS利用者の満足度を見てみよう。SNSを現在利用している309人に、現在利用しているSNSに関して満足度を聞いた。
「非常に満足している」との回答は12.62%(39人)。「まあまあ満足」は66.02%(204人)と6割を超えており、「非常に満足」との合計は8割近くにまで上る。非常に高い満足度と言って差し支えないだろう。
SNSには、プレミアムサービスを利用できる有料サービスを提供しているものや、有料のSNSも存在している。これらの有料サービスを、どの程度のユーザーが利用しているのかも調査した。
同じくSNS利用者309人に尋ねたところ、「利用している」との回答はわずかに3.24%(10人)であった。
これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれだが、例えば大雑把にmixiで3%の人と考えれば、2007年1月に公表されている会員数の800万人のうちの3%、24万人が月額300円(税抜)を払えば7,200万円の売り上げになると考えることもできる。
なお、実際のmixiの「上場申請のための有価証券報告書」に記載されているプレミアム売上高は1億2千万円ほどとされているが、全体の売り上げに対する割合は高いとはいえないようだ。
<調査概要>
- 実施期間: 2007/04/09~2007/04/11
- 有効回答数: 1,086
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。