西日本のターミナルに関する調査結果

自主調査 費やす

大阪都心部、広島市、福岡市を対象にした調査で、今年、中国人観光客含むアジアからの観光客について「増えた」という意見は福岡の2都市(天神、博多駅)、なんばで多く、今後も観光客が増えることについて「良い」とする回答が多く好意的である。現在、各ターミナルで百貨店の建て替え、増床など再開発が進んでおり、新博多駅ビルの核店舗として開業する博多阪急については、福岡在住者の64%が利用したいと回答、百貨店の激戦区である梅田では、阪急うめだ本店については大阪(20km圏)在住者の54.6%が、JR大阪三越伊勢丹については48.7%が利用したいと回答するなどターミナル再開発に対する期待が高さが伺える。

ITデジタル家電購入意向調査(09年夏ボーナス商戦編)

共同調査 費やす

株式会社MM総研は、gooリサーチ会員モニターを使い、全国の就業者を対象とした「夏のボーナス商戦に関するアンケート」を実施した。この夏のボーナス支給額が「昨夏より増加する」と答えた就業者が4.5%に対し、「昨夏より減少する」と答えた就業者は大幅に増加した。今夏のボーナスによる購買意欲について「昨夏と比べ下がった」と答えた就業者は過半数を占めた。景気の低迷がボーナス支給額の減少をもたらし、その結果就業者の消費意欲を著しく減退させていることが如実に表れる結果となった。

第5回デザインに関する意識調査

共同調査 費やす

財団法人日本産業デザイン振興会とgooリサーチは共同調査を行った。第5回は、消費行動におけるボリュームゾーンを占める層のデザイン意識の把握を目的に、20代前半の女性がどの企業や商品に関してデザイン力があると感じているか調査を実施した。デザインが優れていると感じる商品は「iPodシリーズ」、日本を代表するデザインと感じる商品は「AQUOS」、企業では「トヨタ自動車」という結果となった。

データで検証する日本の「医師不足」

トレンド 病む

救急および地域医療体制の不備要因と指摘される医師不足を検証した。OECDによれば、「人口1000人あたりの医師数」は加盟国平均3.0人に対して日本は2.0人と、たしかに少ない。また、「医師の労働実態調査」によれば、過半数の医師が週57時間以上、うち15.0%が週73時間以上という過酷な労働状況にあった。「病院経営の現況調査」に回答した2837病院の43%が赤字という結果を、医師の過酷な労働状態の一因ともとらえられる。医師不足は医療問題の最大要因であると同時に、山積する問題の象徴ともいえそうだ。

世界にはばたく日本人

トレンド 住む

2007年10月1日現在、3カ月以上を海外で過ごす日本人の長期滞在者と永住者を合わせた海外在留邦人数は108万5671人。1987年に50万人を、2005年には100万人を突破し、その数は政府の統計開始以来一度も減少していない。国別でみると、アメリカが37万4732人と全体の約4割、次いで中国、イギリスと続く。滞在者は、民間企業のビジネスマン、留学生・研究者、国際機関従事者などが多い。海外長期滞在といえば、定年後のシルバー世代の「ロングステイ」も最近話題。今後も世界にはばたく日本人の数はますます増えていきそうだ。

インドア化する若者のレジャー

トレンド 遊ぶ

若者のレジャーがインドア化しているからか、自動車が売れない。1998年以降600万台を下回り、2007年には535万台になった。新入社員に今後1年間の自動車購入予定を聞くと、「ある」27.2%に対し、「ない」が72.8%と圧倒的に多い。モノが売れないだけではない。新スポットに積極的に出掛けるという回答も19.0%程度と若者の「行動力」の鈍化を感じる。そうした中、2008年上半期にM1F1層の話題だったのが、「Wii Fit」。まさに「インドア系レジャー」の典型といえる商品が1位となった。