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音楽の入手方法に関する調査

習慣的に音楽を聴いているユーザーの6割弱は「CDを購入」、無料でダウンロードは3割半ば

共同調査 伝える ダウンロード

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

インターネットコムとgooリサーチが行った「音楽の入手方法に関する調査」によると、習慣的に音楽を聴いているユーザーの音楽入手方法では、「CDを購入」が6割弱、ダウンロードでは、無料が3割半ば、有料は2割半ば程度であることがわかった。

調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,088人。男女比は男性53.8%、女性46.2%、年齢別は10代17.7%、20代18.0%、30代21.3%、40代15.6%、50代15.3%、60代以上12.0%。

調査対象のうち習慣的に音楽を聴いていると回答した789人に、音楽の入手方法を複数回答で聞いたところ、「CDを購入」が59.1%(466人)で最も多く、これに「CDをレンタル」57.9%(457人)、「ダウンロード(無料、P2Pなども含む)」35.1%(277人)、「友人・知人から借りる」34.2%(270人)、「ダウンロード(有料)」26.7%(211人)が続いている。

CDの販売が低迷していると聞くことが多いが、それでも「CDを購入」しているユーザーはまだ6割近くに上っている。

ただ、「ダウンロード(有料)」よりも「ダウンロード(無料、P2Pなども含む)」が10ポイント近く多くなっているのが気になるところ。

そこで、無料でダウンロードしているという277人に、「どのようなサービスを利用していますか」と複数回答で聞いてみた。

最も回答が多いのは「音楽・動画配信サイトから特殊なツールを使ってダウンロード」で50.2%(139人)。ほぼ半数がこの方法で音楽を入手していることがわかる。

次いで、「無料キャンペーン」45.5%(126人)、「有料サービス内の無料コンテンツ」34.7%(96人)となっている。

「個人サイト」や「P2P」の利用は違法性が高いが、それぞれ22.0%(61人)、12.3%(34人)で、利用者の割合は、無料で音楽をダウンロードしているユーザーの1、2割ほど。習慣的に音楽を聴いているユーザー(789人)から見ると、「個人サイト」利用者は7.7%、「P2P」は4.3%となる。

では、無料で音楽をダウンロードしているユーザーの利用頻度は1年前に比べ変化はあったのだろうか。

同じく277人に「1年前に比べ、無料で音楽をダウンロードする頻度に変化はありますか」との質問を行ったところ、「変わらない」との回答が最も多く44.0%(122人)、次いで「増えた」の28.5%(79人)、「減った」の24.2%(67人)、「1年前は無料で音楽のダウンロードをしていない」の3.2%(9人)となっている。

利用頻度に変化がないユーザーが多いようだ。

<調査概要>

  • 実施期間: 2010/05/11~2010/05/14
  • 有効回答数: 1,088

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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