gooリサーチ と 読売新聞 による共同企画調査
読売新聞 2007/07/06 東京本社夕刊
gooリサーチと読売新聞社による共同企画調査<第45弾>
参院選の1票で...
~政治「変わらない」半数~
参院選が12日に公示されるのを前に、参院選や今の政治に対する若いネット利用者の意識を探りました。
調査結果について
今回の参院選に関心がある人は、「大いに」と「多少は」を合わせて57%でした。年代別では30歳代(計58%)が最多で、10歳代でも計55%に上りました。
参院選で自分が投じる一票が、国の政治を良くするための力になるか――では、「そう思う」計43%に対し、「そうは思わない」は計50%でした。
年代別に見ると、「そう思う」は10歳代(46%)が最多で、30歳代(45%)や20歳代(39%)を上回りました。選挙権を持たない世代の方が「一票の力」に期待しているようです。
今の日本の政治に100点満点(10点単位)で点数をつけてもらったところ、平均は35点。「政治家に必要なこと」(複数回答)では、〈1〉実行力(66%)〈2〉誠実さ(61%)〈3〉判断力(54%)が上位に入りました。
今の政治への評価が厳しい反面、自ら政治を変えていこうという意欲は少なく、「政治家になってみたい」計17%に対し、「なりたくない」は計80%に達しました。年齢別では10歳代は「なりたい」計19%。30歳代と同じで、20歳代(計14%)を上回りました。
日本の政治家で、最も評価している人(自由回答)でも、「いない」24%が"最大勢力"でした。名前が挙がった政治家の1位は小泉前首相(18%)、2位は麻生外相(5%)でした。
麻生氏は漫画好きなことや、総裁選に向けての演説で「オタクの皆さん」と語りかけたことなどが知られています。これに石原慎太郎東京都知事(3%)、東国原英夫宮崎県知事、安倍首相(各2%)が続きました。
〈1〉 | 小泉前首相 | 18% |
---|---|---|
〈2〉 | 麻生外相 | 5% |
〈3〉 | 石原慎太郎東京都知事 | 3% |
〈4〉 | 東国原英夫宮崎県知事 | 2% |
〈4〉 | 安倍首相 | 2% |
〈6〉 | 菅民主党代表代行 | 2% |
〈7〉 | 田中真紀子元外相 | 1% |
〈7〉 | 伊藤博文 | 1% |
〈7〉 | 田中角栄元首相 | 1% |
〈7〉 | 小沢民主党代表 | 1% |
中高生など10歳代が大人と変わらないほど政治に関心があることが印象的でした。選挙権を持つ一人として、心して一票を投じたいと思います。(まもたん)
◇調査方法
NTTレゾナントのインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」で6月22〜24日に実施、全国の10〜30歳代の男女計546人が回答した。男女比は1:1。職業別の内訳は学生37%、正社員26%、専業主婦・主夫13%などでした。
<調査概要>
- 実施期間: 2007/06/22~2007/06/24
- 有効回答数: 546
(※)集計結果は「第7回[トピQ・ネット調査]<夏バテ対策>」と合同となります。
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