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約6割の人が花粉症を自覚

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約6割の人が花粉症を自覚

~対策にかける費用は増加傾向~

約6割の人が花粉症の症状があるもしくは疑わしい症状を感じており、改めて花粉症の広がりが明らかになった。花粉症に関する情報収集に関してはテレビから取得している人が圧倒的に多く、情報の内容として最も多かったのは花粉症の飛散情報であった。今後花粉症対策にかけようと考えている金額は増加傾向にあり、空気清浄機や鼻洗浄機などの家庭用器具への関心も高いことがわかった。

今回のテーマは、「花粉症の情報収集と対策方法について」。

花粉症真っ盛りの季節の中、症状に悩んでいる人が実際にとっている情報収集方法や対応をレポートした。

今回の調査は2007年3月1日〜3月3日で行い、全国の1096人の男女(男性49.82%、女性50.18%)から回答を得た。また調査に回答いただいた年齢層は19歳以下19.89%、20歳代20.16%、30歳代19.98%、40歳代20.16%、50歳代15.60%、60歳代4.01%、70歳以上0.18%であった。

調査結果について

花粉症の症状をもっているかどうかを尋ねたところ、疑わしい症状を含めて全体の約6割の人が花粉症の症状を感じていた。年代別・男女別にみてもほとんど差がなく、老若男女問わず、花粉症に悩んでいる状況が明らかになった。具体的な症状としては、「鼻水・鼻づまり」「目のかゆみ」「くしゃみ」などの一般的と思われている症状に加えて、「のどの痛み」「頭痛」「皮膚のかゆみ」といった回答もあった。今年の症状としては例年より症状が軽いと答えた人が33.64%であるのに対し、例年より症状が重いと答えた人は25.84%と、今年の症状が軽いと感じている人が若干多かった。

図1.「花粉症」の症状について

図1.「花粉症」の症状についてのグラフ

花粉症についての情報収集方法について尋ねたところ、「テレビ」と答えた人が約8割と圧倒的に多く、「インターネット」が5割弱、「新聞」が約3割と続いた。このようなメディアの活用が多くなる一方で、「口コミ」を情報源とする人も2割強おり、知人・友人から信頼できる情報を得る人も相当数いることが明らかになった。

図2.花粉症の情報収集について

図2.花粉症の情報収集についてのグラフ

現在、花粉症対策として、7割強の人が年間を通して5,000円未満の出費であるのに対し、花粉症が治るのであれば出費したいと思う金額として、4人に1人が年間1万円以上の出費を考えていた。花粉症が完治する対策を待ち望む声が非常に強いことが表れている。

図3.花粉症を完治するために、1年間で出資できる金額

図3.花粉症を完治するために、1年間で出資できる金額のグラフ

今後、取り組みたい花粉対策としては日常的な対策の他に、「専門の病院で治療を受ける」「生活習慣を改善する」「家庭用機器(空気清浄機や鼻洗浄機など)を利用する」などといった能動的・積極的な取り組みをあげる人が多かった。

一方で「取り組んでみたいことはない」と答えた人も全体の約1割おり、中でも男性の約4分の1の人がそう答えており、現在の症状を受け入れる人も多いことがわかった。

図4.今後取り組みたい花粉症対策

図4.今後取り組みたい花粉症対策グラフ

<調査概要>

  • 実施期間: 2007/03/01~2007/03/03
  • 有効回答数: 1,096

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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