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ネットスーパーに関する調査

ネットスーパーは第二の選択肢となるか、今後の利用意向は高め

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

「ネットスーパー」をご存知だろうか。肉・魚・野菜などの生鮮食品から、日用品やペット用品まで実際のスーパーマーケットと同じ品揃えの商品を扱い、ネットで注文すると当日/翌日に自宅まで配達してくれるサービスだ。例えば「西友ネットスーパー」なら午後5時までの注文分は当日午後8時から10時までの間に配達してくれる。

ビールや米など持ち帰りづらい商品などが当日中に調達できるのも助かるし、気になる配送料も一定金額以上の購入で無料となる場合が多い。

インターネットコムとgooリサーチが行った調査によると、ネットスーパーを利用したことがある人は4.80%にとどまるが、今後の利用意向は6割近い。

調査対象は全国20代~50代のインターネットユーザー1,083人。年齢層は20代23.82%、30代40.44%、40代26.41%、50代9.33%。男女別構成比は男性42.84%、女性57.16%。

全体1,083人のうち、ネットスーパーを「利用したことがある」と回答したのはわずかに4.80%(52人)。「利用したことがない」人は59.19%(641人)、「そのようなサービスがあることを知らなかった」人も36.01%(390人)に上る。

ネットスーパーを利用したことがあると回答した52人に利用頻度を尋ねると、トップは「2-3ヶ月に1回」で28.85%、続いて「1週間に1回」(25.00%)、「1か月に1回」(17.31%)などの順となった。その他の回答では「1年に1回」「1度だけの利用」などが目立った。

一回の買い物での平均金額は「3,000円-5,000円未満」(30.77%)がトップ。以下、「2,000円-3,000円未満」(28.85%)、「5,000円-1万円未満」(25.00%)などが続いた。

ネットスーパーでは一定金額以上購入すると送料無料などの特典がつくことが多いため、比較的高めの金額となっていると思われる。上記の利用頻度と合わせて考えれば、悪天候で外出できない場合などにまとめ買いする傾向にあるのかもしれない。

ネットスーパーを利用したことがない1,031人に今後の利用意向を尋ねると、「利用したい」(58.97%)という回答が「利用したくない」(41.03%)を上回った。ちなみに2002年の調査では利用意向は約4割だった。

「利用したくない」という人の理由は「商品の状態を目で見て確かめたいから」(316人)、「実際のスーパーで買った方が早い」(248人)、「送料がかかるから」(232人)などが挙げられた(複数回答)。

一方で「利用したい」と回答した人は、「米/パスタ/麺/パン」、「水/清涼飲料水」、「しょうゆ/砂糖などの調味料」、「お酒」などの重そうな商品を購入してみたいとしている。

自宅配送、ネットで商品選べる利便性を評価するか、配送料や商品を手に取れないことを不便と感じるかは人それぞれだろう。もちろんネットショッピングだけで生活する必要はないが、なんとなく買い物に行きたくない日には第二の選択肢として考えてみてもいいだろう。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/10/20~2006/10/22
  • 有効回答数: 1,083

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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