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ドイツW杯開催期間中のインターネット利用に関する調査

ドイツW杯の開催期間中、ネットの利用時間はどうなってる?

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

ドイツW杯が今月の9日から開幕した。Webブラウザ「Firefox」を開発するMozollaがサッカーに特化した拡張機能を公開するなど、ネット上でもドイツW杯に関する情報が溢れかえっているが、根っからのサッカー愛好家やいわゆる"にわかサッカーファン"は毎日どのようにサッカー情報を収集/発信しているのだろうか。

インターネットコムとgooリサーチが行った調査によると、約2割がドイツW杯開催期間中はネットの利用時間が「増えると思う」と回答、一方「減ると思う」と回答した人は7.78%だった。どちらかといえばネットの利用時間は増加傾向にあるようだ。

調査対象は、全国の10代~60代のインターネットユーザー1,015人。男女比率は、男性:42.76%、女性:57.24%。年齢層分布は、10代:3.05%、20代:20.30%、30代:42.86%、40代:22.66%、50代:7.98%、60代:3.15%。

全体1,015人のうち、ドイツW杯に関する情報収集のためにインターネットを「利用している」のは42.07%(427人)。ドイツW杯に「興味がない」という人も23.94%と約4分の1を占める。

インターネットを利用して情報収集している人の具体的な用途は、「試合の詳細日程や試合経過・結果の確認」が最も多く97.42%(416人)、続いて「選手/開催地/チームに関する情報」が43.09%(184人)、「動画による試合の観戦」が8.20%(35人)、「ファン同士のコミュニケーション」が7.03%(30人)となった。

またドイツW杯に興味がない人を除いた772人に、試合の途中経過や試合後の感想などをネットに書き込んだことがあるか尋ねたところ、「書き込んだことがある」と回答した人はわずか6.99%(54人)だった。各種掲示板やBlogなどで選手に対する批判や激励の書き込みが盛り上がっているようにも見えるが、それも一部ユーザーに限ったことなのだろうか。

インターネットを用いて情報収集や書き込みなどを行った432人に、ドイツW杯に関する一日のネット利用時間を聞いたところ、「30分未満」がトップで65.05%。続いて「30分以上1時間未満」(19.61%)、「1時間以上2時間未満」(7.41%)、「2時間以上5時間未満」(5.79%)の順。

また、ドイツW杯に関する情報収集のために利用されているメディアは、「テレビ」が82.27%と他を圧倒した。2位となったのは「新聞」で44.14%、3位となった「インターネット」はPC向けサイト(43.45%)とモバイル向けサイト(5.12%)を合わせれば新聞を上回る。以下、「ラジオ」が6.60%、「雑誌」も6.50%にとどまった。

やはり試合が気軽に観戦できる「テレビ」が最もよく利用されているが、このような一大イベントによって、インターネットの利用時間は影響を受けるのだろうか。これについて全体1,015人に尋ねると、「増えると思う」と回答した人は19.90%で約2割、一方「減ると思う」と回答した人は7.78%だった。どちらかといえばネットの利用時間は増加傾向にあるようだ。

ちなみに、「変わらない」との回答は72.32%にものぼる。特にサッカーに興味がない人にとっては普段通りの毎日なのだ。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/06/16~2006/06/19
  • 有効回答数: 1,015

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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