動画撮影に関する調査

NTTコム　オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社：東京都品川区、代表取締役社長：塚本良江)が運営するインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」は、「gooリサーチ」登録モニターの中から、20代以上の働いている方を対象に動画撮影に関する調査を実施しました。

背景

スマートフォンやタブレット端末が普及する中、静止画に加え動画の撮影シーンも増えていることが想定されます。また、デジタルビデオカメラでは近年プロ向けの機器も発売されるなど、動画を撮影するシーンは機器によって異なる使い方をなされていることが想定されます。

このことから、動画撮影実態を確認するために、本調査を実施致しました。また、今回個人（ご家庭）向けと業務向けでの動画撮影に関する実態を確認しております。

調査概要

1. 調査対象	「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法	非公開型インターネットアンケート
3. 調査期間	2013年7月10日（水）～2013年7月15日（月）
4. 有効回答者数	1091名
5. 回答者の属性	20代以上の働いている方

調査結果データ

(1) 個人（ご家庭）用の動画撮影のために現在利用している機器は、性別年代別で傾向が大きく異なった。

「デジタルビデオカメラ」は男性30・40代、「コンパクトデジタルカメラ」は男性50・60代での利用率が高かった。

「スマートフォン」の利用率は女性20代が高かった。

その他「ウェアラブルカメラ」の利用率は約1％だった。

【図1】動画を撮影するため個人(ご家庭)用で現在利用している機器＜性別年代別＞（複数回答）

(2) 個人（ご家庭）用の動画撮影において、機器により様々な利用がなされている。

特に、「タブレット端末」は普段の生活で家族や子供の動画を撮るシーンで多く利用されている。

【図2】　個人(ご家庭)用での現在の動画撮影シーン＜動画撮影利用機器別＞（複数回答）

(3) 個人（ご家庭）用の動画撮影をする際、現在お使いの機器に関する評価では、「ミラーレス一眼カメラ」の満足度が高かった。

各機器で利用目的やメリット・デメリットが異なるものの、ミラーレス一眼カメラは、小型で気軽に持ち運びができることや本格的な動画が撮影できる機種が増えていることも高評価につながったものと思われる。

その他、「デジタルビデオカメラ」「デジタル一眼レフカメラ」に関する肯定的な意見が70％を超えた。

【図3】　個人(ご家庭)用の動画を撮影する際の現在お使いの機器への満足度（単一回答）

(4) 今後の動画撮影においても、「デジタルビデオカメラ」に関する購入意向は高かった。

男性層で総じて購入意向が高かったのに加え、女性では20代・30代、60歳以上での購入意向が高かった。

また、「ミラーレス一眼カメラ」「デジタル一眼レフカメラ」は現在の利用率と比べ、購入意向率が高かった一方で、「コンパクトデジタルカメラ」「スマートフォン」での購入意向率は低い傾向でした。

利用シーンは広がるものの、動画撮影用には専用機器を用いて、より本格的な動画を撮影したいニーズが高いものと思われます。

【図4】　個人(ご家庭)用での動画撮影機器に関する今後の購入意向＜性別年代別＞（複数回答）

今回、以下項目について確認しております。詳細データもございます。