
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
料理を作るときに大いに役に立つのが料理レシピ。これまで、書籍や雑誌などの紙媒体が主だったレシピだが、近年ではWebやアプリケーションを媒体としているものも多い。
そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「レシピサイト/レシピアプリ」に関する調査を行い、データをまとめた。
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,079人。男女比は男性52.9%、女性47.1%。年代比は10代16.4%、20代17.9%、30代21.7%、40代16.4%、50代15.7%、60代以上12.0%。
回答者全体の中から自分で料理をすると答えた758人(70.3%)に、料理をする際にレシピサイト/レシピアプリを利用しているかどうかを聞いた。
「はい、よく利用する」(216人、28.5%)、「はい、たまに利用する」(376人、49.6%)をあわせると、利用している回答者は8割近く(592人、78.1%)になった。料理レシピの新たな媒体として、Webサイトやアプリの存在感は強まっているようだ。
では、レシピサイト/レシピアプリを利用する理由はどうだろうか。レシピサイト/レシピアプリを利用すると答えた回答者(592人)に理由を聞いてみた。
「料理の作り方を覚えていないから」(308人)、「献立を考えるのが面倒だから」(293人)、「身の回りにある食材を多く利用しているから」(285人)となり、ユーザーの台所事情に適したレシピをすぐに見つけ出せることが人気につながっているようだ。
数あるレシピサイト/レシピアプリの中で多くのユーザーに支持を集めているものはどれなのだろうか。592人に、よく使うものを回答してもらった。
その結果、他に大差をつけて支持を集めていたのが「クックパッド」で、508人(85.8%)が「クックパッド」を利用していると答えた。「クックパッド」に続いたのが「Yahoo! レシピ」(120人、20.3%)、「楽天レシピ」(66人、11.1%)であった。ただし、「Yahoo! レシピ」は先日サービス提供を終了して「クックパッド」と提携したばかりだ。「クックパッド」は今後も、圧倒的なシェアを保持し続けることが予想される。
レシピを閲覧するのも、提供するのも利用者なのがレシピサイト/レシピアプリ。圧倒的な利用者数を抱える「クックパッド」の優位はしばらく揺るがないかもしれない。
<調査概要>
- 実施期間: 2012/10/23~2012/10/26
- 有効回答数: 1,079
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。