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イヌ派・ネコ派に関する調査

犬好きと猫好きの違い--調査結果からみる双方の傾向

共同調査 伝える ダウンロード

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

スマートフォンアプリに、犬や猫などをデフォルメしたキャラクターが登場することがしばしばある。ゲームのモチーフだったり、アプリシステムの説明役だったりと、さまざまな要素で動物が使われている。また最近では、実際の飼い猫が遊ぶためのタブレット向けアプリケーションや、飼い犬との散歩をより楽しくするようなアプリケーションなどもダウンロード販売されている。

インターネットコムとgooリサーチでは、そのようなアプリケーションへのユーザーの関心を調べるとともに、割合の気になる「犬派・猫派」に関する調査を行った。

調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,091人。男女比は男性52.5%、女性47.5%。年代比は10代15.9%、20代17.8%、30代21.7%、40代16.2%、50代16.2%、60代以上12.2%。うち、犬を飼っている人153人、猫を飼っている人91人、両方飼っている人23人。

まずアプリに関する質問として、犬または猫の飼い主かつスマートフォンまたはタブレットの利用者114人に対し、犬や猫のキャラクターが登場するアプリを使用したことがあるかを聞いてみた。その結果、「使用したことはない」という回答者の方が多く69.2%(67人)、「使用したことがある」という人が30.7%(35人)だった。"動物が好きなら、動物が登場するアプリケーションも使っている"というわけではないようだ。

次に、犬派・猫派の割合を見てみよう。全体1,091人に対し「犬と猫とではどちらのほうが好きか」と問いかけると、「犬」という人が616人で56.5%、「猫」という人は324人で29.7%という結果が出た。

犬派の回答者による"犬を好きな理由"を見ると、「愛嬌があって懐いてくれる」「飼い主に従順・忠実」「賢くて躾けやすい」「信頼できる」といった意見が多く挙げられている。また、犬派の"猫に対しての印象"を見てみると、「身勝手」「都合のいいときだけ甘える」「意思が伝わらない」などという犬とは正反対の意見が多く出ている。

一方、猫派の回答者による"猫を好きな理由"については、「自由気ままで、自分(猫)からしか寄ってこない」「従順ではないところ」「マイペース」「即かず離れずの距離感がいい」という意見が目立つ。全体として"犬派による猫の印象"と重なるところが多いが、猫派の回答者は、それこそが猫の長所であると考えているようだ。なお、猫派の"犬に対しての印象"では、「犬は接していて疲れる」「散歩などの世話が大変」「吠えるのが怖い」などが挙げられていた。

おそらく、犬を飼っている人は犬派、猫を飼っている人は猫派であることがほとんどだろう。今回の調査では、どちらも飼っていないという人の多くが、犬のほうに好意を持っていたようだ。犬と猫のどちらが好きかによって、その人の性格が垣間見えるような、なかなか興味深い結果となった。

<調査概要>

  • 実施期間: 2012/06/04~2012/06/06
  • 有効回答数: 1,091

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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