gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
東日本大震災から11か月が経過した。被災地の復興が進む一方、頻発する地震により不安な状況は今なお続いている。自宅や職場などで、急な揺れに驚いた経験がある人も多いだろう。そんなとき情報をすぐに得るには、緊急地震速報や地震速報アプリに頼るしかない。
「地震速報アプリケーション」とは、地震発生時に震度と到達時間を知らせてくれるというもの。通知から揺れまでの猶予時間は長くないが、事前に地震発生を知っているだけでも身構えて対応できる。
そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「地震速報アプリケーション」に関する調査を行ってみた。
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,066人。男女比は男性52.8%、女性47.2%、年齢別は10代16.0%、20代17.7%、30代21.4%、40代16.6%、50代16.1%、60代以上12.1%。
全体1,066人のうち、「地震速報アプリケーション」について22.6%(241人)が「利用している」、3.4%(36人)が「以前利用していたが現在は利用していない」と回答した。合計すると26.0%になり、およそ4人に1人が、地震速報アプリの利用経験があることがわかった。
それでは、どの端末で利用しているのだろうか。現在利用中の241人に聞いてみると、50.2%(121人)が「Android」「iPhone」のスマートフォン、それに次ぐ39.8%(96人)は「携帯電話」と回答した。「Windows」「Mac」のPC端末利用者もいたが、やはり持ち歩き可能でアプリの種類も豊富な携帯機器での利用が多いようだ。
それならば、どの程度の利用者が地震速報アプリを信頼しているのだろうか。同じく241人に聞いてみた。
結果は、「とても信頼している」が7.1%(17人)、「信頼している」が55.6%(134人)となり、利用者の6割以上が地震速報アプリを信頼しているという結果が出た。
本調査ではそのほか、端末ごとの利用アプリケーションや、利用アプリに対する安心/満足度などを聞いている。
<調査概要>
- 実施期間: 2012/02/23~2012/02/25
- 有効回答数: 1,066
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