
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
最初はテレビ、次はインターネットの普及で、情報源や知識源としての雑誌や書籍の価値が薄れる傾向にあった。
しかし、紙の雑誌や書籍は、電子書籍として、再び生まれ変わろうとしている。図書館もまた、電子書籍にどのように関わっていくのだろうか。
そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、昨年10月に続き、「図書館とインターネット」に関する調査を行ってみた。
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,092人。男女比は男性52.7%、女性47.3%、年齢別は10代16.5%、20代18.2%、30代21.2%、40代16.5%、50代15.7%、60代以上12.0%。
公共図書館を(よく/たまに)利用する、と回答したのは、全体1,092人のうちの47.2%(515人)で、この割合は昨年10月の調査からほとんど変わっていない。
この515人に、公共図書館で実現してほしいサービスを聞いてみた。
トップは「蔵書検索」(275人)、次いで「借り出し予約」(264人)が続くが、「電子書籍の閲覧」(186人)は昨年同様3位になった。
また、この515人のうち、公共図書館のインターネットサービスを(よく/時々)利用するユーザーは35.5%(183人)だ。
電子書籍を公共の図書館からの貸りられるようになると、書籍や雑誌を借りるのに図書館まで足を運ばずにすむようになる。データを転送してもらえばいいからだ。これはすごく便利だと思う。
<調査概要>
- 実施期間: 2011/11/18~2011/11/23
- 有効回答数: 1,092
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。