第6回：インターネット・ツールの利用実態調査

この「アンカーリサーチ with goo」では、gooリサーチと japan.internet.com が共同で、注目されているテーマについて定期的にアンケートを行い、その結果を発表していく。

今回は「インターネット・ツールの利用実態調査」第6回の調査結果をレポートする。

調査対象は、全国の10代から60代以上のインターネットユーザー1,054人。男女比率は、男性：43.55％、女性：56.45％。年齢層分布は、10代：2.85%、20代：20.97%、30代：41.84%、40代：24.48%、50代：7.87%、60代以上：1.99%

調査結果データ

■認知度の高いツールやサービス、「ツールバー」がトップで約9割

ツールバーやアラートサービスなどのインターネット・ツールやインターネット・サービスに対する認知度は、ツールバーがトップで89.37％（942人）。その他、「IP電話」の81.21％（856人）、「デスクトップ検索」の58.35％（615人）と続く。

■利用中のツールやサービスも「ツールバー」がトップで約7割

利用中の（あるいは利用経験がある）ツールやサービス（複数選択可）も「ツールバー」がトップで71.36％（735人）。次に、「IP電話」と「デスクトップ検索」が31.36％（323人）で並んだ。

■ツールバーで利用している機能。トップは9割強で「Web検索」

ツールバーを利用している735人に、利用している機能を尋ねたところ、トップは670人の「Web検索」で91.16％。その他306人の「辞書検索」が41.63％、241人の「地図検索」が32.79％と続いた。

■アラートは「受信できる端末の種類」に満足がトップ

アラートサービスを利用している215人に、アラート機能への満足度（「非常に満足」「やや満足」の合計）を尋ねたところ、トップは「アラート通知を受信することのできる端末の種類」で前回より0.84ポイント減って60.47％。その他「アラート通知を受信することのできるアプリケーションの種類」51.17％、「アラート通知の時間・頻度」50.23％と続いた。

■IP電話、約7割が「通話料金」に満足

IP電話を利用している323人に通話相手を尋ねたところ、「家族・親戚」54.18％、「友人・知人」32.82％、「ビジネス」10.84％となり、ビジネス利用が1割に達した。IP電話の各機能に対する満足度は、前回と同様に「通話料金」が最も多く73.37％。次いで「使い勝手（使いやすさ）」と「通話音質」が49.84％で並んだ。

次回は「第9回 Webメールに関する調査」の結果をレポートする。（調査協力：japan.internet.com）