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第3回 再生医療に関する社会意識調査

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移植医療エピソードと再生医療用語に理解がある層は、細胞提供(ドナー)に協力的

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NTTコム リサーチ と NTTデータ経営研究所 による共同企画調査

2013年の再生医療関連諸法の公布以降、新たに再生医療等製品が薬事承認を取得するなど産業化に向けた動きは加速しています。本調査では、「再生医療や細胞の提供に関する個人の意識はどうか(細胞を提供したいと思うかどうか)」「細胞提供の意識が高い個人はどのような特徴をもっているのか(細胞の提供に協力的なのはどのような層か)」「個人が細胞を提供する上での条件および細胞の提供を促進していくための課題は何か」といった論点についての調査を実施しました。

再生医療を用いた治療に60%程度の回答者が自身の細胞を提供しても良いと答え、例年と同程度の好意的な回答が得られました。今回の調査では、細胞提供に好意的な層の特徴について詳細を分析した結果、移植医療について思い当たるエピソードがある層、再生医療の用語への知識が深い層では、より細胞提供に協力的であることが新たに判明しました。

また、細胞の提供に消極的となる大きな理由として、「個人情報の漏洩に対する不安」があることが確認され、個人情報に対する不安を払拭することが、細胞の提供を促進するために重要であることが分かりました。

本調査は、株式会社NTTデータ経営研究所がNTTコム リサーチ登録モニターを対象に調査を実施しました。

<調査概要>

  • 実施期間: 2020/03/06~2020/03/08
  • 有効回答数: 1,076

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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