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第20回[トピQ・ネット調査]<戦争について>

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「日本の平和続かない」51%

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gooリサーチ と 読売新聞 による共同企画調査

読売新聞 2008/08/08 東京本社夕刊本紙

gooリサーチと読売新聞社による共同企画調査<第90弾>

戦争について

~「日本の平和続かない」51%~

8月15日は63回目の終戦記念日でした。若い世代は今、戦争の事実をどのようにして知り、日本のこれまでの歩み、将来を、どう見ているのでしょうか。

調査結果について

戦争や当時の社会情勢、人々の暮らしぶりに関する知識や情報をどこから得たかを複数回答で聞いたところ、「学校での授業」「テレビ」各72%、「本、雑誌」53%が目立ちました。「祖父母」を挙げた人は32%、「親」は13%でした。

戦争体験を「親から子へ、子から孫へ」と語り継ぐことは、少なくなってきているようです。

あなたは、これまでに、太平洋戦争や、当時の社会情勢や人々の暮らしぶりについての知識や情報をどこから得ましたか。次の中からいくつでも選んで下さい。のグラフ

終戦の日に、家族や友人などと戦争について話をすることがあると答えた人は29%で、「ない」の71%を大きく下回りました。 過去の戦争への関心は失われつつあるのでしょうか。

あなたは、終戦の日に、家族や友人などと、戦争について話をすることがありますか。のグラフ

終戦の日に合わせて、新聞やテレビなどは、特集記事を掲載したり、特別番組を放送したりします。こうした特集・特番に関心があるかどうかを聞くと、「ある」は65%に上り、「ない」は34%でした。関心があるとの答えを年代別に見ると、最も低い10歳代でも61%を記録し、20歳代65%、30歳代68%となっています。

家族や友人らと戦争について話をする人は少ないものの、関心そのものは失われていないと言えそうです。

あなたは、戦争の特集・特番に関心がありますか。のグラフ

日本の戦後について、「平和国家として歩んできたと思う」という人は59%で、前向きな評価が多数を占めました。「そうは思わない」は23%でした。「平和国家として歩んできた」との答えは、男性は65%で、女性の52%より多く、積極的に評価しようとする傾向がありました。

あなたは、日本は、戦後60年余り、平和国家として歩んできたと思いますか。のグラフ

日本の将来については悲観的な見方が示されました。平和がこれからもずっと続くと思う人は22%にとどまり、「そうは思わない」51%が過半数でした。特に10歳代は「続くと思う」は年代別で最低の19%、「そうは思わない」は最高の56%で、不安が強いようです。

あなたは、日本の平和が、これからもずっと続くと思いますか。のグラフ

◎調査方法

NTTレゾナントのインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」で7月23日〜25日に実施、全国の10〜30歳代の男女534人が回答した。

<調査概要>

  • 実施期間: 2008/07/23~2008/07/25
  • 有効回答数: 534

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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