ジェネリック（後発）医薬品に関するアンケート

特許が切れた先発医薬品（新薬）と成分が同じで価格が安いジェネリック（後発）医薬品。４月から、医師が特に禁止しない限り、原則、使用できるようになった。

読売新聞社とｇｏｏリサーチは、ジェネリック医薬品の使用経験などについて消費者にアンケート調査した。

調査結果について

ジェネリック医薬品を「全く知らない」と答えた人は４％にとどまり、使ったことがある人は２３％だった。

使用経験のある人のうち、自分で申し出た人は３１％、医師らに勧められるなどした人は６４％に上った。

また、使ったことがない人は４８％で、理由（複数回答）として、「医師や薬剤師に勧められなかった」ことが５３％で最も多く、相談しづらいと答えた人も２１％を占めた。「効き目や安全性に不安があるので使いたくない」とした人は８％だった。

一方、今後使いたいか、使い続けたいかどうかについて、「勧められれば使いたい」「ぜひ使いたい」が合わせて８割を占めた。

調査は５月末から６月上旬にかけて行い、過去２年間に病院で薬を処方された経験のある４０歳以上の男女１０１０人が回答した。