gooリサーチ と 読売新聞 による共同企画調査
読売新聞 2008/02/08 東京本社夕刊本紙
gooリサーチと読売新聞社による共同企画調査<第67弾>
海外有名ブランドについて
~「ブランド品買いたい」女性67%~
欧米の高級ブランドの大型店がひしめく東京・銀座が今や世界有数のブランド街と称されるなど、海外ブランドにとって日本が魅力的な市場となっています。今回は「海外ブランド品」への意識を探りました。
調査結果について
「機会があれば、海外の有名ブランド品を買いたい」という人は57%で、女性では67%、男性は46%でした。年代別で見ると、20歳代が66%と最多で、この年代の女性では74%に上りました。
買いたいと思う理由(複数回答)のトップは「定番で、流行にひきずられない」(53%)。以下、「信頼できそう」(43%)、「自分に自信が持てそう」(30%)――などの順でした。
一方、買いたいとは思わない理由(複数回答)の1位は「割高に思える」(63%)で、「無理に背伸びをしている感じがする」(44%)、「流行にひきずられたくない」(40%)と続きました。
買いたい理由として「流行にひきずられない」がトップだった一方、買いたくない理由の3位も「流行にひきずられたくない」でした。ブランドを流行と見るかどうかで、判断が分かれるようです。
海外のブランド店に日本人客が殺到していることを恥ずかしいと感じるか――では、「感じる」が69%を占めました。
「ブランド品を買いたくない」人(59%)より「買いたい」人(76%)が多いという意外な結果でした。「『流行』の社会学」などの著作がある武庫川女子大学の高田公理(まさとし)教授は「ブランド好きな人は『セレブ意識』があり、他人がブランドに夢中になるのをうっとうしいと思うのでは」と話しています。
自分で持っているブランド品(複数回答)は「財布、定期入れなどの小物」(46%)、「かばん、バッグ」(36%)、「香水」(29%)、「洋服」(28%)、「アクセサリー」(26%)などが上位でした。
男女別では、「財布、定期入れなどの小物」は女性53%、男性38%。「かばん、バッグ」も女性52%、男性19%と女性の方が高くなりました。これに対し、「靴」は男性24%、女性18%。「万年筆などの文房具」も男性11%、女性6%と男性の方が多く、こだわる対象に男女差があることもうかがえました。
(まもたん)
◎調査方法
NTTレゾナントのインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」で1月24〜28日に実施、全国の10〜30歳代の男女530人が回答した。男女比は1:1。職業別の内訳は学生38%、正社員28%、専業主婦・主夫12%などでした。
<調査概要>
- 実施期間: 2008/01/24~2008/01/28
- 有効回答数: 530
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。