gooリサーチ と 読売新聞 による共同企画調査
読売新聞 2007/10/12 東京本社夕刊
gooリサーチと読売新聞社による共同企画調査<第52弾>
生活のゆとりについて
~生活のゆとり 「感じない」6割~
若い世代は、自分の今の生活をどう感じているのでしょうか。豊かさをめぐる意識を探ってみました。
調査結果について
自分の生活にゆとりを「感じていない」とした人は「あまり」「全く」を合わせて63%で、「感じている」とした人は計35%にとどまりました。「感じていない」人は30歳代が72%と最多で、20歳代69%、10歳代48%と続きました。20、30歳代の多くが経済的・時間的なゆとりを実感できていない様子がうかがえます。
将来の生活で不安に感じていることが「ある」とした人は89%に上り、「とくにない」とした人は11%でした。不安に感じていること(複数回答)を挙げてもらうと、「収入」54%、「貯蓄」48%、「税の負担」41%、「健康」36%などの順でした。
最近、仕事よりもプライベートな時間を重視したいという人も増えています。「収入がアップしなくても自分の時間を大切にしたい」人は52%、「自分の時間を削ってでも収入をアップさせたい」人は38%でした。各年代で「自分の時間を大切にしたい」人が「収入をアップさせたい」人を上回り、「自分の時間を大切にしたい」人は30歳代(57%)、20歳代(53%)で半数を超えました。また、お金に余裕があれば、「生活を楽しむために使う」人は49%、「将来に備えて貯蓄や投資に回す」人は43%でした。
今後の暮らしでもっとお金をかけたいと思うもの(複数回答)では、「趣味」60%、「旅行・レジャー」53%、「衣服・ファッション」46%などが上位。男性の1位は「趣味」63%、女性の1位は「衣服・ファッション」61%でした。
さて夢のような話。1年間、給料をもらって自由に過ごせるとしたらどうするか(自由回答)では、「旅行」「資格取得」「趣味に没頭」の三つが大多数でした。中には、「違う仕事に就いてみる」「もっと稼ぐ方法を考える」「人生教育を受けたい」といったユニークな回答もありました。
自分の10年後の生活がどうなっているかでは、「良くなっている」30%、「変わらない」26%、「悪くなっている」22%と分かれました。(ケンシロウ)
◇調査方法
NTTレゾナントのインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」で9月20〜26日に実施、全国の10〜30歳代の男女541人が回答。 全国の10〜30歳代の男女541人が回答。男女比は1:1。職業別の内訳は学生38%、正社員27%、専業主婦・主夫11%などでした。
<調査概要>
- 実施期間: 2007/09/20~2007/09/26
- 有効回答数: 541
(※)集計結果は「第10回[トピQ・ネット調査]<運動>」と合同となります。
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。