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オンライン書店に関する調査

オンライン書店、利用者が重視するのは「取り扱いタイトル数」や「配送料金」

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

5月にはTSUTAYA onlineが参入するなど、オンライン書店サービスは競争が激しい。ユーザーはどのようなことを重視してオンライン書店を選んでいるのだろうか。

インターネットコム株式会社とgooリサーチが行った調査によると、オンライン書店を選ぶ際に重視するのは「取り扱っているタイトルの数」や「配送料金」といった項目であることがわかった。「ユーザーレビューなどの豊富さ」は意外と少なく8.17%にとどまった。

調査対象は、全国20代~60代以上のインターネットユーザー1,089人。男女比率は男性41.69%、女性58.31%。年齢層分布は、20代22.68%、30代43.53%、40代23.60%、50代7.99%、60代以上2.20%。

全体1,089人のうち、オンライン書店を訪問したことがある人は79.80%(869人)。また、実際にオンライン書店で商品を購入したことがある人は649人で全体の約6割だった。

オンライン書店での書籍購入経験者に、オンライン書店と実店舗の書店ではどちらが購入頻度が高いかを尋ねたところ、「オンライン書店」と答えた人は31.74%(206人)、「実店舗の書店」と答えた人は68.26%(443人)という結果になった。実店舗がオンラインの倍以上となったが、1年前に実施した調査と比較するとオンライン書店のユーザーが11.44ポイントも増加している。

またオンライン書店に掲載されている、ユーザーの書評(ユーザーレビュー)について聞いたところ、ユーザーレビューをある程度は参考にしている人は8割強にのぼることが明らかになった。その内訳は「とても参考になる」という回答が17.84%、「少し参考になる」が65.48%だ。

だが、「オンライン書店を選ぶ際にもっとも重視することはなんですか」という問では、「取り扱っているタイトルの数」がトップで34.41%。2位は「配送料金」で32.80%、3位は「サイトの使いやすさ」(17.49%)となった。一方、「ユーザーレビュー(書評)などの豊富さ」は意外と少なく8.17%にとどまった。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/06/02~2006/06/05
  • 有効回答数: 1,089

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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