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オンライン宿泊予約サイトの利用動向調査

ネットで旅行予約、3割が「口コミ情報を参考に」―オンラインでの情報発信も活発

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

2005年9月の調査によると、女性が口コミ情報を得るために閲覧するサイトのトップ4は、化粧品関連サイト、グルメ情報関連サイト、旅行関連サイト、衣料品関連サイトだという。そこで今回は、口コミ情報の受信・発信という観点から旅行関連サイトの利用状況を聞いた。

インターネットコムとgooリサーチが行った、オンライン宿泊予約サイトの利用動向調査によると、旅行予約の際にネット上の口コミ情報を「参考にした」ユーザーは全体の3割にも上り、自らのオンラインコミュニティ内での情報発信(Blog、掲示板への書き込みなど)も活発であることがわかった。

調査対象は、10代~50代のインターネットユーザー1,094人。年齢層分布は、10代2.10%、20代25.23%、30代39.49%、40代24.31%、50代8.87%だった。

調査対象のうち、1年以内に国内旅行をした人は829人。宿泊先の予約方法で最も多かった回答は「ネットの予約サイト」で482人、続いて「旅行代理店」が246人、「ネットで探して電話」が193人、「雑誌・パンフレットなどで探して電話」が136人という結果(複数回答)。

ネットを利用した581人に具体的なサイト名を聞いた。それによると最も利用者数が多いのは「楽天トラベル/旅の窓口」で157人、2番目は「じゃらん.net」で118人、以下、「Yahoo!トラベル」(63人)、「一休.com」(36人)などが続いた。

また、これらのユーザーにネット上の口コミ情報を参考にしたか尋ねると、64.54%(375人)が「参考にした」と回答、「参考にしてない」(35.46%)を大きく上回った。これは全体1,094人の3割にも上る。参考にした口コミ情報の内訳は、「旅行サイト」(317人)、「旅行サイト以外の掲示板など」(91人)、「Blog」(70人)、「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)」(8人)などだった。

ちなみに、自分が旅行に行ってきた感想を誰かに伝えるかという問いでは(複数回答)、846人が「家族や友人に伝える」と回答する一方、「自身のホームページ、Blog、SNS に書き込む」(199人)、「旅行サイトやその他の掲示板に書き込む」(88人)といった回答も一定数を占め、いわゆる「CGM(Consumer Generated Media)」と呼ばれる、オンラインコミュニティ内での個人の情報発信も活発のようだ。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/02/10~2006/02/13
  • 有効回答数: 1,094

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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