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インターネットでの調べ物に関する調査

「Q&A サイト」にみんなの知識を、7割以上が「無償でも回答したい」と意欲的

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

「はてな」や「Yahoo!知恵袋」に代表される"Q&Aサイト"は、ユーザーがWeb上に質問を投稿し、それに対して知識や経験を持つ別のユーザーが回答するサービス。Web検索から自分の探している答えにたどり着くのが苦手という人には便利だろう。また、ユーザーのやり取りを通して知識が蓄積され、それを他のユーザーが利用できるというシステムも効率的だ。

インターネットコム株式会社とgooリサーチが行ったQ&Aサイトに関する調査によると、利用者の73%がQ&Aサイトで「無償でも回答したい」と考えていることがわかった。2004年の調査と同様、かなり高い割合だ。

調査対象は、20代~60代のインターネットユーザー1,089人。年齢層は20代23.05%、30代41.05%、40代25.90%、50代7.25%、60代2.75%。男女別構成比は男性46.74%、女性53.26%。

全体1,089人に対し、調べ物をする際にどのような方法を取るか尋ねたところ(複数選択可)、「検索エンジン」が圧倒的に多く1,083人。続いて「インターネット上の掲示板」が452人、「関連書籍」(446人)、「詳しい人に聞く」(418人)、「Q&Aサイト」(317人)となった。

ほぼ全員が検索エンジンを利用しているが、「Q&Aサイト」も約3人に1人が使っている。これら317人に利用しているサイトを聞くと(複数選択可)、「教えて!goo」が215人、「Yahoo!知恵袋」が152人、「はてな」が71人、「答えてねっと」が54人、「OK Wave」が50人、「知識plus」が10人という結果になった。今回はgooリサーチとの共同調査だからか、「教えて!goo」が2位以下を大きく引き離した。

また、Q&Aサイトの利用法は「過去ログを閲覧」が86.12%で最多、続いて「質問する」ユーザーが11.36%、そして「回答する」としたユーザーは1.89%にとどまる。前回調査の「過去ログを閲覧」(92.1%)、「質問する」(7.1%)、「回答する」(0.8%)と比較すると、わずかながらユーザーの積極性が増しているようだ。

Q&Aサイト内で自分に回答できる質問がある場合、無償でも回答したいか全体1,089人に尋ねてみたところ、「回答したい」としたのは73.55%だった。「回答したくない」は26.45%。わりと親切な人が多いようだ。

回答したい理由としては「『お互い様』なので情報を提供したい」、「自分も助けてもらっているから」、「情報が蓄積されていけば、自分にとって都合のいい情報も手に入りやすくなる」などが多く見られた。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/02/03~2006/02/06
  • 有効回答数: 1,089

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

関連リンク

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