NTTコム リサーチ と NTTデータ経営研究所 による共同企画調査
本調査では、2024年春闘における企業の平均賃上げ率が33年ぶりに5%を上回り、継続的な賃上げの動きが活発化していることを背景に、従業員エンゲージメント向上に寄与する賃上げ方法の工夫や、人事施策との連動を明らかにすることを目的としています。調査の結果、「賃上げ」を含め、「働き方改革」、「ウェルビーイング」の推進、「リスキリング」への取り組みが企業規模により、二極化していることが明らかになりました。
■主なポイント
1.従業員規模が賃上げの頻度と金額に影響
-5,000人以上の企業等は99人以下の約3倍の割合で「1万円以上3万円未満」の賃上げを実施、実施率で最大24ポイント差
2.2024年春闘で高水準の賃上げも従業員の満足度は全体の20%未満、過半数は不満
3.「従業員エンゲージメント」や「勤続意向」を高めるには、賃上げよりも
「働き方改革」、「ウェルビーイング経営」、「能力開発・支援」に関する取り組みが効果的
※本調査は、NTTコム リサーチとNTTデータ経営研究所による共同調査です。
(共同調査のサイトへリンクします)
<調査概要>
- 実施期間: 2024/11/05 ~ 2024/11/11
- 有効回答数: 1,080