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第11回 電子書籍に関する調査

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電子書籍の評価ポイント、経験者は「コンテンツ入手性」、未経験者は「機能性」―定期調査「電子書籍」(11)

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NTTコム リサーチ と インターネットコム による共同企画調査

このレポートは、インターネットコムと NTTコム リサーチがインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「電子書籍」について調査した第11回である。

調査対象は全国10代~60代以上のインターネット ユーザー1,081人。男女比は男性53.7%、女性46.3%。年代比は10代1.3%、20代28.1%、30代21.3%、40代17.4%、50代18.5%、60代以上13.4%。

今回も最初に「電子書籍/雑誌を読んだことがありますか」と尋ねてみた。「はい」は36.7%(前回37.6%)、「いいえ」は63.3%(同62.4%)。そして、この「いいえ」と答えた電子書籍の未経験者684人に読みたいかどうか質問したところ、「はい」は34.2%(同28.3%)、「いいえ」は65.8%(同71.7%)となった。以前から継続的に調査をしているが、電子書籍の利用者や電子書籍を読みたいと考える人が頭打ちになったままだ。

一向に普及しない原因を探るため、利用者および希望者に読む理由などを質問した。

まず、電子書籍を読んだことがある397人(全体の36.7%)に「なぜ電子書籍/雑誌を読むのでしょうか」と聞いたところ、「無料で入手可能な電子書籍/雑誌がある」(58.9%)、「持ち歩きに便利」(35.3%)、「読みたい電子書籍/雑誌がある」(34.3%)、「電子書籍/雑誌の値段が安い」(21.2%)という回答が上位に並んだ。2位に入った「持ち歩きに便利」以外は、いずれも電子書籍というコンテンツの入手性を評価する意見である。

電子書籍の評価ポイント、経験者は「コンテンツ入手性」、未経験者は「機能性」―定期調査「電子書籍」(11)
Q:なぜ電子書籍/雑誌を読むのでしょうか
(2014/4/18~4/23 10代~60代以上のインターネットユーザー1,081人中、
経験者397人)

次に、電子書籍の未経験者のうち読みたいと考えている234人(全体の21.6%)に「なぜ電子書籍/雑誌を読みたいのでしょうか」と聞いた。こちらは「持ち歩きに便利」(66.2%)が圧倒的に多く、コンテンツ入手性にかかわる選択肢は「無料で入手可能な電子書籍/雑誌がある」が28.6%、「電子書籍/雑誌の値段が安い」が15.4%、「読みたい電子書籍/雑誌がある」にいたっては8.5%にとどまった。一方「紙の書籍/雑誌にない便利な機能がある」は23.9%もあり、機能性に期待する人が多いと判明した。

Q:なぜ電子書籍/雑誌を読みたいのでしょうか
Q:なぜ電子書籍/雑誌を読みたいのでしょうか
(2014/4/18~4/23 10代~60代以上のインターネットユーザー1,081人中、
未経験だが利用希望のある234人)

同じ電子書籍というメディアについての質問であるにもかかわらず、経験者はコンテンツ入手性を評価し、未経験者は機能性に期待してた。この相違を理解した上で電子書籍の利用を希望している層に働きかければ、実際の利用に一歩踏み出してもらえるかもしれない。

<調査概要>

  • 実施期間: 2014/04/18~2014/04/24
  • 有効回答数: 1,081

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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