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フェアトレードに関する調査

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フェアトレード商品購入経験者の過半数が国際協力を動機としている

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2010年9月14日

NTTレゾナント株式会社

フェアトレードに関する調査結果

~フェアトレード商品購入経験者の過半数が国際協力を動機としている~

インターネットアンケート・サービスを提供する「gooリサーチ」は、20歳以上の「gooリサーチ」消費者モニターを対象にフェアトレード(※)に関する調査を実施しました。有効回答者数は2350名でした。

(※)フェアトレード:
途上国の生産者と先進国の消費者との間の公正な取引により、生産者の収入の向上および途上国の持続可能な経済的自立を支援する活動

総括

今回の調査は、欧米諸国で一般的になりつつあるフェアトレードについて、日本での普及実態を調べることを目的としました。結果、4割がフェアトレードを認知していることが分かりました。フェアトレード商品の購入経験率は男性よりも女性の方が約2割高い傾向にあり、購入経験者の過半数が国際協力を理由に挙げていることが明らかになりました。また、今後におけるフェアトレード商品購入意向者の7割以上が、一般商品よりも高価格であることを受容していることから、フェアトレード商品に対する関心の高さがうかがえます。一方で、フェアトレードの内容を認知しながらも、購入可能な場所や商品自体の情報不足等により購入機会を得られていない消費者が数多く存在する背景には、フェアトレード商品の普及が未だ限定的である現状が見てとれます。

調査概要

1. 調査対象 「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法 非公開型インターネットアンケート
3. 調査期間 平成22年8月27日(金)~平成22年8月30日(月)
4. 有効回答者数 2350名
5. 回答者の属性 【性別】
男性:50%、女性:50%

【年代】
20代:20%、30代:20%、40代:20%、50代:20%、60代以上20%

調査結果のポイント

(1) フェアトレードの認知は43.1%

全体ではフェアトレードについて「内容まで知っている」、「名前だけ知っている」を合わせて43.1%が認知している。「内容まで知っている」割合は、性別問わず年齢が若くなるほど高くなる傾向が見られた。

(2) フェアトレード商品の購入経験率は男性よりも女性の方が約2割高い

フェアトレードの内容を認知している回答者を対象にフェアトレード商品の購入経験有無を尋ねたところ、48.8%に購入経験があることが分かった。女性の購入経験率は57.2%となり男性の39.2%と比較して約2割高く、性別の差異が顕著に現れた。

(3) フェアトレード商品購入経験者の過半数は国際協力を理由に挙げている

購入経験のあるフェアトレード商品の種類は「食料品」が突出して多く、9割近い。購入理由については「商品そのものを気に入ったから」が約7割を占めたものの、55.4%が「国際協力ができるから」、26.1%が「環境保全になるから」を挙げ、社会貢献としての位置付けが動機となる消費者が多いことが分かった。

(4) フェアトレード商品未購入理由は身近に扱う店舗がないこと

フェアトレード商品の未購入者にその理由を尋ねたところ、半数以上が「身近に扱う店舗がない」ことを挙げ、3割が「どこで購入できるか分からない」、「どれがフェアトレード商品であるかが分からない」という。フェアトレード商品の普及が限定的であり、また購入可能な場所や商品自体の情報不足が購入に至らない主な要因であることが読み取れる。

(5) 購入意向者の7割以上が一般商品よりも高価格であることを受容している

6割近くが今後フェアトレード商品を購入したいと回答した。また購入意向者の7割以上が一般商品より高価格でも購入したいと回答していることからフェアトレード商品に対する関心の高さがうかがえる。

調査結果データ

(1) フェアトレードの認知度

全体ではフェアトレードについて「内容まで知っている(16.0%)」、「名前だけ知っている(27.1%)」を合わせて、43.1%が認知している。【図1-1】

また、性年代別で見ると、女性40代での認知が最も高く、51.9%となった。20代では、男性女性ともに50%前後の認知があり、他の年代と比較して相対的に高い。「内容まで知っている」割合は、性別問わず年齢が若くなるほど高くなる傾向が見られる。【図1-2】

【図1-1】フェアトレードの認知度

【図1-1】フェアトレードの認知度

【図1-2】フェアトレードの認知度_性年代別

【図1-2】フェアトレードの認知度_性年代別

(2) フェアトレード商品の購入経験有無

フェアトレードの内容を認知している回答者を対象にフェアトレード商品の購入経験有無を尋ねたところ、48.8%が「購入経験がある」という結果になった。また、性別で見ると、女性の購入経験率は57.2%となり男性の39.2%と比較して約2割高い。【図2】

【図2】フェアトレード商品の購入経験有無_性別

【図2】フェアトレード商品の購入経験有無_性別

(3) フェアトレード商品の購入場所・購入商品・購入理由

フェアトレード商品の内容を認知し、かつ購入経験がある回答者を対象にフェアトレード商品の購入場所を尋ねると、「自然食品の店(29.9%)」と「インターネット(28.8%)」がともに約3割を占めた。【図3-1】

購入したことのあるフェアトレード商品の種類は「食料品」が突出して多く、88.0%となった。【図3-2】

また、購入理由については「商品そのものを気に入ったから」が68.5%と最も多く、「国際協力ができるから(55.4%)」、「環境保全になるから(26.1%)」と続く。【図3-3】

【図3-1】フェアトレード商品の購入場所

【図3-1】フェアトレード商品の購入場所

【図3-2】購入したことのあるフェアトレード商品の種類

【図3-2】購入したことのあるフェアトレード商品の種類

【図3-3】フェアトレード商品の購入理由

【図3-3】フェアトレード商品の購入理由

(4) フェアトレード商品を購入しない理由

フェアトレードの内容を認知していて、フェアトレード商品の購入未経験者を対象に、購入したことがない理由を尋ねたところ54.9%が「フェアトレード商品を扱う店が近くにないから」を挙げ、「自分の欲しい商品でフェアトレード商品がないから(46.1%)」、「どれがフェアトレード商品なのかわからないから(31.1%)」、「どこでフェアトレード商品を購入できるかわからないから(30.6%)」と続く。普及が限定的であること、バリエーションの少なさ、購入可能な場所や商品自体の情報不足が主な要因となっていることがうかがえる。【図4】

【図4】フェアトレード商品を購入しない理由

【図4】フェアトレード商品を購入しない理由

(5) フェアトレード商品の購入意向・受容価格

フェアトレード商品について、「購入したい(7.8%)」、「やや購入したい(49.6%)」を合わせ、57.4%が購入意向を示している。【図5-1】

次に、購入意向者を対象にコーヒーを例に一般商品と比べてどの程度の価格差までなら購入したいかを尋ねたところ、「1割増程までの価格であれば購入したい」、「同程度の価格であれば購入したい」がともに26.2%を占めトップとなった。また、71.1%が一般商品より高価格でも購入したいと回答していることから、フェアトレードへの関心の高さがうかがえる結果となった。【図5-2】

【図5-1】フェアトレード商品の購入意向

【図5-1】フェアトレード商品の購入意向

【図5-2】フェアトレード商品の受容価格(一般商品との比較)

【図5-2】フェアトレード商品の受容価格(一般商品との比較)

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

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