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「高齢者の携帯電話利用」に関する調査

自主調査 暮らす

両親が不安に思っていた点・相談にのった点は「料金プラン」「契約手続き」

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報道発表資料 平成21年6月11日

gooリサーチ結果 (No.180)

60歳以上の親をもつモニターに調査

「高齢者の携帯電話利用」に関する調査結果

~両親が不安に思っていた点・相談にのった点は「料金プラン」「契約手続き」~

国内最大級のインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」(*1)を共同で提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)と株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 將介)は、「gooリサーチ」登録モニターうちの60歳以上の親をもつ45歳以上の登録モニターを対象に、携帯電話に関する調査を実施しました。有効回答者数は1,677名でした。

総括

今年は6月21日が父の日ですが、プレゼントに携帯電話を送るという方も多いのではないでしょうか。gooリサーチは、60歳以上の親の携帯電話の利用の有無や利用状況などについて、インターネットでアンケート調査を実施しました。

今回の調査結果により、60歳以上の親の4割以上が携帯電話を利用していました。また、同じ携帯電話会社を利用している親子の6割以上が「自分(子どもである回答者)が利用していた携帯電話会社に親が合わせた」という結果となり、高齢の親の携帯電話会社選択には、子どもの利用携帯電話会社が影響している傾向が見られました。

親が利用している携帯電話については、自分もしくは自分以外の家族からの「プレゼント」が父親では約3割、母親では約4割となりました。
本人(親自身)が購入した場合、父親からは34.6%、母親からは50.1%の人が購入前に相談にのっています。相談にのった人に、親が不安に思っていた点・相談にのった点を聞いたところ、父親・母親ともに「料金プラン」が最も多く、次いで「契約手続きについて」「電話機本体の価格について」となりました。

親が携帯電話を利用するにあたり不安な点について、「特に不安に思うことはない」は45.2%に留まっており、半数以上の人が何らかの不安を抱いています。最も不安な点としてあげられたのが、「悪質な迷惑(詐欺)電話について」(16.1%)となり、次いで「メニューの選択方法について(利用しないメニューが多過ぎる)」(8.4%)となりました。

また、「振り込め詐欺」被害に遭わないための予防対策の有無を尋ねたところ、「本人もニュースなどで知っていると思うので、自分からは特にしない」(45.5%)が最も多く、次いで「特に具体的なルールはないが、時々話題にあげて気を付けさせている」となり、「具体的なルール作り」をしている人は僅か6.4%に留まりました。上述したように、親が携帯電話を利用するに当たり不安な点として「悪質な迷惑(詐欺)電話」(16.1%)や「悪質な迷惑(詐欺)メール」(6.0%)に対して不安に感じているものの、具体的な予防策をとっていない人が90%以上にものぼる結果となりました。

ニュース等で取り上げられることが多い「振り込め詐欺の被害」ですが、「親も被害の実態を知っている」「振り込め詐欺の電話がかかっても対応できるだろう」という考えが多い傾向にあり、親子・家族間での「具体的な被害防止対策」はまだ改善の余地があることが示唆されます。

調査結果のポイント

(1) 60歳以上の親の4割以上が携帯電話を利用。同じ携帯電話会社を利用している親子の6割以上が「自分が利用していた携帯電話会社に親が合わせた」。

60歳以上の親の携帯電話の利用状況については、父親・母親ともに4割以上が「利用している」と回答。自分(回答者である子ども)と同じ携帯電話会社を利用していると回答した人に、携帯電話会社選択のきっかけを聞いたところ、「自分が利用していた携帯電話会社に親が合わせた」が、父親(61.6%)・母親(71.5%)ともに最も多い結果となった。また、同じ携帯電話会社を利用する親子の7割以上が「家族間割引サービス」を利用していた。

(2) 利用している携帯電話の種類は、母親は「高齢者向けの電話機」が過半数。父親は「一般者向けの電話機」と「高齢者向けの電話機」が、ほぼ半々。

60歳以上の親が利用している携帯電話の種類を聞くと、父親は「高齢者向けの電話機」(49.3%)、「一般者向けの電話機」(41.8%)と、高齢者向けがやや多いものの、大きな差は見られなかった。一方、母親は、「高齢者向けの電話機」が「一般者向けの電話機」(37.7%)に対して17.6ポイント多い55.3%となり、「高齢者向けの電話機」が多い傾向が見られた。

また、年代別に見ると、年代が上がるにつれ「高齢者向けの電話機」が増加し、80代以上においては父親・母親いずれも6割近くが「高齢者向けの電話機」を利用していた。

(3) 母親の利用している携帯電話の4割以上が自分や家族からの「プレゼント」。親が不安に思っていた点・相談にのった点は「料金プラン」「契約手続き」が上位。

親が利用している携帯電話については、自分もしくは自分以外の家族の「プレゼント」が父親では約3割、母親では約4割となっている。また、年代が上がっても父親は「本人が購入」する割合が多かった。

本人が購入した場合、父親では34.6%、母親では50.1%の人が購入前に相談にのっている。相談にのった人に、親が不安に思っていた点・相談にのった点を聞いたところ、父親・母親ともに「料金プラン」が最も多く、次いで「契約手続きについて」「電話機本体の価格について」と続いた。

(4) 子どもが親に心配する点は「悪質な迷惑(詐欺)電話について」「メニューの選択方法について(利用しないメニューが多過ぎる)」が上位。

親が携帯電話を利用するにあたり不安な点について、「特に不安に思うことはない」とする割合は45.2%に留まっており、半数以上の人が何らかの不安を抱いている結果となった。

最も不安な点としてあげられたのが、「悪質な迷惑(詐欺)電話について」(16.1%)となり、次いで「メニューの選択方法について(利用しないメニューが多過ぎる)」(8.4%)となった。

(5) 「振り込め詐欺」の予防対策として「具体的なルール作りをしている」のは僅か6.4%。

「振り込め詐欺」被害に遭わないための予防対策をしているかを聞いたところ、「本人もニュースなどで知っていると思うので、自分からは特にしない」(45.5%)が最も多く、次いで「特に具体的なルールはないが、時々話題にあげて気を付けさせている」(43.5%)となり、「具体的なルール作り」をしている人は僅か6.4%に留まる結果となった。

《 補足 》

(*1)【 gooリサーチ 】 http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター(11.1万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(7.3万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.5万人)を含め、332万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数はいずれもH21年4月現在)

<本調査に関するお問合せ先>

NTTレゾナント株式会社 メディア事業部 広報担当
(Tel) 03-6703-6250、(E-mail) pr@nttr.co.jp
株式会社三菱総合研究所 経営企画部広報グループ
(Tel) 03-3277-0003、(Fax) 03-3277-3490、(E-mail) ccd-mg@mri.co.jp

<gooリサーチに関するお問合せ先>

NTTレゾナント株式会社 リサーチ部門
(Tel) 03-6703-6660、(FAX) 03-5476-2582、(E-mail)research@goo.ne.jp

本資料は、「総務省記者クラブ」「情報通信記者会」「NTTコーポレートニューズルーム」に配布しております

調査結果について

1. 調査対象 「gooリサーチ」登録モニター
・60歳以上の父親・母親をもつ45歳以上の男女
・回答者本人は携帯電話を所有している
2. 調査方法 非公開型インターネット調査
3. 調査期間 平成21年4月13日(月)~平成21年4月15日(水)
4. 有効回答者数 1,677名
5. 回答者の属性 【性別】
男性:50.4% 女性:49.6%

【年代】
40代:53.3% 50代:46.7%

調査結果データ

(1) 60歳以上の親の4割以上が携帯電話を利用。同じ携帯電話会社を利用している親子の6割以上が「自分が利用していた携帯電話会社に親が合わせた」

1.

60歳以上の親の携帯電話の利用状況については、父親・母親ともに4割以上が「利用している」と回答。【図1】また、自分(回答者)と同じ携帯電話会社を利用していると回答した人に、携帯電話会社選択のきっかけを聞いたところ、「自分が利用していた携帯電話会社に親が合わせた」が、父親(61.6%)・母親(71.5%)ともに最も多く、「自分が親に合わせた人」はいずれも5%程度であった。【図2】

【図1】60歳以上の親の携帯電話の利用状況

【図1】60歳以上の親の携帯電話の利用状況

【図2】親子で同じ携帯電話会社を選択したきっかけ

【図2】親子で同じ携帯電話会社を選択したきっかけ

2. 同じ携帯電話会社を利用する親子での「家族間割引サービス」の利用は7割以上。

親子で同じ携帯電話会社を利用している人の7割以上が、携帯電話各社で提供している「家族間割引サービス*」を利用していた。また、父親に比べて母親との利用の方が「お得に感じている」人が多い傾向が見られた。【図3】

*「家族間割引サービス」についての質問文
【現在、携帯電話会社の中には、同じ携帯電話会社同士での、家族間通話・メールが無料になる・安くなる等の「家族間割引サービス」を提供している会社もあります。この「家族割サービス」を利用していますか。】

【図3】「家族間割引サービス」の利用状況

【図3】「家族間割引サービス」の利用状況

(2) 利用している携帯電話の種類は、母親は「高齢者向けの電話機」が過半数。父親は「一般者向けの電話機」と「高齢者向けの話機」が、ほぼ半々。

60歳以上の親が利用している携帯電話の種類を聞くと、父親は「高齢者向けの電話機」(49.3%)、「一般者向けの電話機」(41.8%)と、高齢者向けがやや多いものの、大きな差は見られなかった。一方、母親は、「高齢者向けの電話機」が「一般者向けの電話機」(37.7%)に対して17.6ポイント多い55.3%となり、「高齢者向けの電話機」が多い傾向が見られた。【図4】

また、年代別に見ると、60代では父親・母親ともに「一般者向けの電話機」が半数近くを占めるが、年代が上がるにつれ、「高齢者向けの電話機」が増加し、80代以上においては父親・母親それぞれで6割前後が「高齢者向けの電話機」を利用していた。

【図4】60歳以上の親の携帯電話の種類

【図4】60歳以上の親の携帯電話の種類

(3) 母親の利用している携帯電話の4割以上が自分や家族からの「プレゼント」。親が不安に思っていた点・相談にのった点は「料金プラン」「契約手続き」が上位。

1. 母親の利用している携帯電話の4割以上が自分や家族からの「プレゼント」。

親が利用している携帯電話については、自分もしくは自分以外の家族の「プレゼント」が父親では約3割、母親では約4割となっている。また、年代が上がっても父親は「本人が購入」する割合が多い。【図5】

【図5】携帯電話購入のきっかけ

【図5】携帯電話購入のきっかけ

2. 本人が購入した場合、半数以上の母親は購入前に子どもに相談。

本人が購入した場合、父親では34.6%、母親では50.1%の人が購入前に相談にのっている。また、「購入時に店へも同行した」人は、父親では23.2%、母親では34.2%という結果になった。【図6】

【図6】60歳以上の親自身が購入した場合の、子への相談状況

【図6】60歳以上の親自身が購入した場合の、子への相談状況

3. 親が不安に思っていた点・相談にのった点は「料金プラン」「契約手続き」が上位。

相談にのった人に、親が不安に思っていた点・相談にのった点を聞いたところ、父親・母親ともに「料金プラン」が最も多く、次いで「契約手続きについて」「電話機本体の価格について」と続いた。【図7】

また、「メール」については、父親は14.4%であるのに対し、母親は27.1%と、12.7ポイント多い結果が見られた。メールのやりとりをする頻度について、週に1日以上の人が父親では7.0%だったのに対し、母親では19.6%と多かった結果からも、メールの利用状況の差が父親と母親で伺える。【図8】

【図7】60歳以上の親が不安に思っていた点・相談にのった点

【図7】60歳以上の親が不安に思っていた点・相談にのった点

【図8】メールのやりとりをする頻度

【図8】メールのやりとりをする頻度

(4) 子どもが親に心配する点は「悪質な迷惑(詐欺)電話について」「メニューの選択方法について(利用しないメニューが多過ぎる)」が上位

親が携帯電話を利用するにあたり不安な点について、「特に不安に思うことはない」とする割合は45.2%に留まっており、半数以上の人が何らかの不安を抱いている結果となった。【図9】

「最も不安な点」を聞いたところ、「悪質な迷惑(詐欺)電話について」(16.1%)が、次の「メニューの選択方法について(利用しないメニューが多過ぎる)」(8.4%)に7.7ポイント差をつけて、最も多かった。【図9】

【図9】親が携帯電話を利用するにあたり最も不安な点(n=870)

【図9】親が携帯電話を利用するにあたり最も不安な点(n=870)

(5) 「振り込め詐欺」の予防対策として「具体的なルール作りをしている」のは僅か6.4%。

1. 「振り込め詐欺」などに遭った場合、自分の親は「騙されない」と思う人は58.0%。

携帯電話(通話・メール)を通じた「振り込め詐欺」等の詐欺被害経験について聞いたところ、「詐欺らしい電話やメールがきたことはない」が65.4%と最も多かったものの、「被害にまでは至っていないが詐欺らしいメールや電話がきたことがある」(14.1%)も一定数いることが明らかなった【図10】

また、詐欺に遭った場合自分の親は騙されずに対応できるかと聞くと、「恐らく騙されない」と思う人は45.7%と最も多く、次いで「(手口によっては)どちらとも言えない」(36.3%)となった。【図11】

【図10】携帯電話(通話・メール)を通じた「振り込め詐欺」等の詐欺被害経験(n=870)

【図10】携帯電話(通話・メール)を通じた「振り込め詐欺」等の詐欺被害経験(n=870)

【図11】詐欺に遭った場合の対応可否(n=1,677)

【図11】詐欺に遭った場合の対応可否(n=1,677)

2. 「振り込め詐欺」被害に遭わないための予防対策、「具体的なルール作り」をしているのは僅か6.4%。

「振り込め詐欺」被害に遭わないための予防対策をしているかを聞いたところ、「本人もニュースなどで知っていると思うので、自分からは特にしない」(45.5%)が最も多く、次いで「特に具体的なルールはないが、時々話題にあげて気を付けさせている」となり、「具体的なルール作り」をしている人は僅か6.4%に留まる結果となった。【図12】

ニュース等で取り上げられることが多い「振り込め詐欺の被害」であるが、「親も被害の実態を知っている」「電話がかかっても対応できるだろう」という考えが多い傾向にあり、親子・家族間での「具体的な被害防止対策」はまだ改善の余地があることが示唆される。

【図12】「振り込め詐欺」被害に遭わないための予防対策(n=1,677)

【図12】「振り込め詐欺」被害に遭わないための予防対策(n=1,677)

【図13】「振り込め詐欺」被害に遭わないための具体的な予防対策(一部抜粋)

  • 友人知人、親戚など関係者の電話番号は登録してあるので、呼び出しの時、登録以外の電話は出ないことにしている。
  • 自分達にしかわからない質問をすること。わざと嘘の情報を言って相手がどう反応するか試すこと。
  • 必ず合言葉を確認し、月によって言葉を変更している。
  • 電池が切れるとか、お客さんが来たといって話しを中断させるようにするようにする。
  • 親戚、友人以外は、メールを無視するように伝えてある。
  • 家電は常に留守電にしておく。

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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