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ネットが変える「調べもの」のアイキャッチ
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9割が利用している乗換検索

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 たとえば、ある日の午後2時までに都営地下鉄大江戸線の光が丘駅から電車に乗って東武伊勢崎線の越谷まで行かなければならないとき、何時に家を出て、電車をどう乗り継いで行けばいいか。
 それを知りたいとき、ひと昔前ならどうしていただろうか。いうまでもなく、時刻表で調べるという方法がある。しかし光が丘から越谷まで行くには複数の路線を乗り継がなければならないし、東武伊勢崎線には地下鉄日比谷線が相互乗り入れしていたりするので、接続を調べるのには相当なテクニックが必要になる。しかも経路は一つとは限らないので、最速で行けるルートや最低運賃で行けるルートを調べるとなると、さらに大変だ。

 それがどうだろう、今はPCかネット機能のついた携帯電話があれば乗換検索のサイトを呼び出すのは簡単だ。トップページにある「乗車駅」「降車駅」の欄に利用駅名を入れ、出発もしくは到着したい時刻を入れて検索ボタンをクリックすれば、数秒で何パターンも経路が提示される。経路ごとに安い、早い、乗換えが少ないといったアイコンが出るので、そこから一番望ましいルートを選ぶことができる。しかもサービスはすべて無料だ。

 インターネットコムとgooリサーチが行った「乗換検索に関する調査」によれば、10代~60代のインターネットユーザーのおよそ9割が乗換検索を利用している。もはや完全にこの方法がスタンダードになっていると考えていいだろう。そのあおりを喰って、かつては隠れたベストセラーといわれた時刻表も、今は発行部数を大きく減らしているという。

図1 電車の経路や時刻などを調べるとき、どんな方法で調べますかのグラフ

すっかり定着したウィキペディア

 その昔、百科事典にはある種のステータスシンボル的存在感があった。全20巻とか30巻の百科事典をずらりとそろえると部屋の雰囲気がぐっと締まり、読まないうちからちょっと知的水準が上がったような気持ちにさえなったものだ。しかし、それもPCの普及によって様変わりした。重くて場所を取る紙媒体の百科事典はCDなどのデジタル版に取って代わられ、それすらも後景に追いやられようとしている。今、世界でもっとも多くのユーザーを持っている百科事典といえば、オンライン百科事典の「ウィキペディア」だ。誰でも記事を編集したり書き加えたりできるという機能を持つウィキペディアの日本語版には、現在53万を超す記事が掲載されている。

 インターネットコムとgooリサーチの「ウィキペディアに関する調査」によれば、10代~50代のインターネットユーザーの約86%がウィキペディアを知っていて、誰でも記事を編集したりできるその仕組みについて、約70%が「非常に良い」「良い」と答えている。

図2 あなたは「オンラインフリー百科事典ウィキペディア」を知っていますか、一般ユーザーが投稿、修正、加筆して編集していくことについてどう思いますかのグラフ

 しかし、世界中誰でも書き込みが可能で、それによって最新の情報に更新されていくというこのオンライン上の仕組みは、一方で間違った記事が記述される危険性にもつながる。実際、そういうことはこれまでに何度もあった。そのためウィキペディアを「十分信頼できる」という人は15%ほどで、約75%の人は「まあ信頼できる」という程度にしか信用していない。

図3 ウィキペディアの記事は信頼できると思いますかのグラフ

テレビより信頼できるネット情報

 これはウィキペディアに対する信頼性に限らず、ネット情報に対する人々の距離感をも示している。しかし一方で、新聞、テレビ、インターネットという3種類のメディアでどれが「一番信用できる」かを聞いた調査では、新聞が圧倒的に多かったが、2番目はテレビを抑えてインターネットであった。人々はネットの信頼性をテレビよりは上位に置いているのである。

図4 一番信用できるメディアのグラフ

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 いずれにせよ、調べものはネットでというのがもはや主流になっている。調べられないものはないと言っていいくらい、ネット上には多様なサイトがある。しかも携帯電話がネットに接続できるようになって時と場所を選ばずにできるようになった。
 こうなると、調べること自体を楽しむ傾向も出てくる。それは本好きが目当ての本があるわけでもないのに古書店めぐりをするのにも似ているかもしれない。何かを見つけることではなく、何かを探しているプロセスを楽しむというわけだ。実際、「ぐるなび」などの飲食店情報サイトでいろいろな店を調べていながら、実際に行くことはほとんどないという人は意外と多い。また、個人のブログなどでランチやディナーのレポートを読んで満足、というブロググルメなる人々も増えているという。
 「今度の休日は、ちょっとネットで調べもの」。ネットでの調べものが、新しいホビーになる日は近い。

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