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ネットは体の不調を招くか

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ネットは体の不調を招くか

 

2009/01/26  category

パソコンを始めてから新たに発病した症状

photo  ネットと健康はどういう関係にあるか。まず手がかりにするのは、gooリサーチの「インターネットユーザの健康度」に関するアンケート調査結果だ。
 Q4の「パソコンを始めてから新たに発病した症状があったら教えてください」という設問に対して、最も多かった回答は「全くない」の41%。2番目が無記入の19.7%なので、なんらかの新たな症状が出た比率は39.3%になる。

図1 パソコン使用を始めてからの自覚症状、パソコンを始めてからの症状のグラフ


 内訳を見ると「充血」が15.4%、「その他」が9.7%、「腰痛」7.1%、「頭痛」4.6%、「腱鞘炎」1.5%、「むくみ」0.8%。「その他」のなかで最も多いのは「肩こり」の61%なので、全体でも「肩こり」は「腰痛」に次ぐ5.9%という割合となる。
 厚生労働省の国民生活基礎調査の「世帯員の健康状況」という章に「自覚症状の状況」という項があり、人口千人当たり何人が病気やけが等で自覚症状があるかという「有訴者率」についてのデータを出している。ランダムに日本人を1000人ピックアップすると、何人が不調の自覚を持っているかという指標である。
 2007年の「有訴者率」は総数で327.6となっている。一般的なパーセンテージにすれば32.7%。多い症状を見ていくと、男女を問わず「腰痛」と「肩こり」が上位を占めていて、つまりgooリサーチのアンケート調査結果の症状とかなり重なっている。
 症状が出た数字を比較すると、gooリサーチのアンケート調査結果が39.3%で、「有訴者率」が32.7%。前記のように32.7%を通常の状態とすると、39.3%は通常プラス6.6%で、パソコンがあたえる健康へのインパクトはそれほど深刻とは言えない結果となる。

図2 有訴者率の上位5症状のグラフ


症状が出たケースが2倍の調査結果もある

 ひとつの調査だけでは偏るので、次に厚生労働省の調査を元にディスプレイメーカーである株式会社ナナオが制作したグラフを見てみよう。
 その「平成15年技術革新と労働に関する実態調査」によると、「コンピュータ機器を使用することによるストレスの状況」という問いに対して、「身体的疲労・症状あり」という回答は実に78%に上る。症状は「目の疲れ・痛み」が全体の71.4%で「首、肩のこり・痛み」が54.9%、「腰の疲れ・痛み」20.7%、「頭痛」18.0%、と続く。
 gooリサーチのアンケート調査結果や、「有訴者率」の数字とはずいぶんな違いがある。
 さらに別の調査結果も見てみると、国立大学法人基礎科学研究施設である高エネルギー加速器研究機構の産業医が2005年に行ったVDT作業に関するアンケート結果では、作業時に「なんらかの症状の有無」がある人は男性で65%、女性が82%となっている。
 母数が出ていないので男女合計の数字は導き出せないが、ほぼ厚生労働省の調査と同様の高い率になっている。さて、どうしてこのような違いが出てくるのだろう。

図3 コンピュータ機器を使用することに対するストレスの状況のグラフ


ホビーならば疲れない、か

photo  実は答はごくシンプルで、gooリサーチの調査では「インターネットユーザの健康度」と題してビジネスとプライベートを区別していないのに対して、後者2つの調査はいずれも「VDT(Visual Display Terminal)作業」に関するアンケートであり、完全に仕事で使っている人を対象にしているからだ。
 「1日のうちのパソコンに向かう時間」への回答を見ると、gooリサーチの場合は4時間以上が36%であるのに対して、高エネルギー加速器研究機構が調査した職場は89%、と倍以上の数値になっている。「自覚症状がある」と認識している人の割合は男性では65%、女性82%にも上る。
 また時間だけでなく、ビジネスとホビーという精神面での違いも大きいだろう。人間、同じことをしても仕事ならば疲れを感じやすいが、遊びならば感じにくい。このメンタル面での影響が数字にも表れているといえる。
 とはいえ、ディスプレイと向き合うときには、ビジネスでもホビーでも適切な休憩を取ったほうがよいようだ。同機構の調査では、「休憩なし」で作業した場合には「症状あり」が72人であるのに対し、「休憩あり」にすると39人に減っている。
 会社でも自宅でも、パソコンと向き合う際には合間に休みを入れること。これが快適なパソコン生活への第一歩といえるだろう。

図4 なんらかの症状の有無のグラフ


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