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第5回小学生のインターネット利用に関する調査

2007/10/23自主調査 [学ぶ]子ども・学校 データストアあり

コミュニティ利用者の約3割がネット上で知り合った人とのコミュニケーションを経験

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報道発表資料 平成19年10月23日

gooリサーチ結果 (No.165)

第5回小学生のインターネット利用に関する調査

~コミュニティ利用者の約3割がネット上で知り合った人とのコミュニケーションを経験~

国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1)を共同で提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美)と株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 將介)は、小学生向けポータルサイト「キッズgoo」(*2、http://kids.goo.ne.jp/)上において、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、小学生のインターネット利用に関するアンケートを実施しました。有効回答数は2,000名でした。

本調査は、平成14年7月〜8月に実施した第1回調査「小学生のインターネット利用に関する調査」、平成16年5月に実施した第2回調査、平成17年6月に実施した第3回調査、平成18年6月に実施した第4回調査に続く第5回調査として、国内最大級の子供向けポータルサイト「キッズgoo」上で平成19年8月24日(金)から9月10日(月)にかけて実施しました。

総括

今回の調査結果により、子どものいる家庭でのブロードバンド化は進み、約4割が光回線を利用するなど、家庭でのインターネット利用環境は確実に高速化してきていることが明らかになりました。

子どものインターネット利用状況(利用時間、利用目的など)については、前回調査から大きく変化した部分はなかったものの、今回新たに質問した「インターネットでコミュニケーションをする相手」では、インターネットをコミュニケーション目的に利用している子どものうち、四分の一が実際に知っている相手ではなくネット上で知り合った相手とコミュニケーションをしていると答えるなど、トラブルや事件のきっかけになりやすいとされているシチュエーションが実際に存在することが明らかとなりました。

また、インターネットの利用ルールや情報モラル教育については、7割以上の親が「おもに家庭で親が教えるのが適当」と考えており、実際に5割以上の親が子どもに対し教育を行っていました。フィルタリング機能(サービス)については、7割以上の親が認知しているものの、実際の利用は2割弱にとどまるなど、導入までのハードルがやや高いということがわかりました。しかし、フィルタリング機能を導入していない理由は「不適切なページにアクセスしないと思っているので必要ない」という回答が約5割あり、家庭での教育が適当と認識しながらも、親の危機意識自体はあまり高くない実態が浮き彫りになる結果となりました。

調査結果のポイント

(1) 家庭では約95%がブロードバンド化、光回線の利用はさらに高まり約4割に。

自宅でインターネットを利用する子どもがいる家庭では、ブロードバンド回線(光回線、ADSL、CATV)を利用しているとの回答が前回調査より2.8ポイント増え94.5%となった。そのうち光回線の利用が38.8%であり、前々回調査20.3%から前回調査34.2%の増加ほど顕著な伸びではないものの、確実に増加していることがうかがえる。

(2) インターネットデビューは3歳〜5歳がピーク。小学1年生までに約5割が経験済み。

インターネットを利用し始めた年齢は、前回調査結果と同様に就学前の3歳〜5歳が26.9%と最も多く、0歳〜2歳の6.1%と合わせると就学前にインターネットデビューする子どもは3割以上に上ることがわかった。2番目に多かったのは小学1年生の14.5%で、小学1年生の時点で約5割が既にインターネットを経験済みである。

(3) 家庭でのインターネット利用時間は約5割が週に1時間以上。利用目的は1位「ゲーム」、2位「勉強のための検索」。

自宅でのインターネット利用時間は、週1時間以上の利用が49.1%と約5割にのぼった。また、インターネットを利用する目的は、1位が「ゲーム」55.4%、2位「勉強のための検索(調べ物)」49.9%、3位「娯楽・趣味に関する検索(調べ物)」49.5%となり、上位3位は前回調査結果と同様の順位となった。また、「E-メール」14.5%、「自分のホームページやブログにて情報発信」5.6%、「掲示板やSNSなどのコミュニティー利用」3.4%、「チャット」5.3%とコミュニケーションを目的としたインターネット利用もある程度の割合で存在する。

(4) 3割の子どもが、ネット上で知り合った相手とコミュニケーション。

インターネットでメールやチャット、SNSなどのコミュニティーを利用すると回答した子どもに対しコミュニケーションの相手について聞いたところ、実際に知っている相手とのコミュニケーションは8割以上の子どもが行っており主流といえるものの、一方で四分の一の子どもがインターネット上で知り合った相手とのコミュニケーションを経験しているということがわかった。

(5) インターネットを利用する際にルールを設けている家庭は約6割。

家庭で、インターネットを利用する際に何らかのルールを設けている家庭は62.2%と、約6割であった。具体的なルールとしては、「接続時間」が31.4%と最も多く、次いで「利用するサービスや閲覧するホームページ」27.1%、「インターネットを利用する時間帯」19.8%と続いた。

(6) 家庭でのフィルタリング機能の認知度は7割以上、でも実際の利用は2割弱。

フィルタリング機能(サービス)を「使っている」「知っているけど使っていない」を合わせると75.5%の人が認知はしているものの、実際の利用は16.7%と2割弱にとどまっている。使っていない理由は「不適切なページにアクセスしないと思っているので必要ない」が47.3%と約5割を占め、親が子どもに対し信頼をおいている、もしくは親の危機意識がやや低いともいえる結果となった。

(7) インターネットや情報モラル教育は学校より家庭で行うのが適当と7割以上が認識。

インターネットや情報モラル教育は誰が教育するのが適当かという質問については、「おもに家庭で親が教える」が適当と答えた人が73.3%で第1位となった。第2位は「使いながら独学で自然に身につけばいい」15.7%で、「おもに学校で教師が教える」の13.5%を上回る結果となった。インターネットや情報モラル教育は学校に頼らず、家庭主導で学び、あとは実践で身につけるのが適当と考えている保護者が多いという結果になった。

(8) パソコンやインターネット教育は、5割以上の親が実施。参考にしているものは「親の経験や知識の範囲内」が7割以上。

インターネットや情報モラル教育はおもに家庭で親が教えるのが適当という回答が7割以上あったが、実際にパソコンやインターネットの使い方の教育について「親が実施している」との回答は51.8%と約5割にとどまったものの、前回の43.1%を大きく上回る結果となった。また、親が教育をする際に参考にしているものは、「親の経験や知識の範囲内」が前回の58.9%を大きく上回り72.8%と7割以上という結果になった。より親自身の経験や知識に依存してきている傾向にあるようだ。

《 補足 》

(*1)【 gooリサーチ 】 http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。
携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター(6.7万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(4.3万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.5万人)を含め、149万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数はいずれもH19年7月現在)

(*2)【 キッズgoo 】 http://kids.goo.ne.jp/
平成13年7月に開設した「キッズgoo」は、『子ども向けWeb検索サービス』と遊び心をくすぐる『コンテンツ』の提供により"小学生向けポータルサイト"として人気を博しています。
閲覧内容の安全性に配慮し、安全と思われるページのみを表示する、独自のプログラミングによるフィルタリング機能を取り入れたウェブ検索サービスを提供すると共に、ウェブページにふりがな(ルビ)を振って閲覧できる機能を提供するなど、実用性と安全性の両方を兼ね備えています。
また「キッズgoo」では、インターネット自体がプル型の情報収集形態である以上、情報発信および閲覧規制等を強化するのではなく、子どもたちがネットの良いところを有効に利用できるように教育していくなど、子どもたちが利用するインターネットの玄関として安心・安全なサービスの提供を推進しています。

<gooリサーチに関するお問合せ先>

NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 リサーチグループ
(Tel) 03-5224-5380、(FAX) 03-5224-5201、(E-mail)research@goo.ne.jp

NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 広報グループ
(Tel) 03-5224-5500、(E-mail) pr@nttr.co.jp

<本調査に関するお問合せ先>

株式会社三菱総合研究所 経営企画部広報グループ
(Tel) 03-3277-0003、(Fax) 03-3277-3490、(E-mail) ccd-mg@mri.co.jp

本資料は、「文部科学記者会」、「総務省記者クラブ」「情報通信記者会」「NTTコーポレートニューズルーム」に配布しております。

調査概要

1. 調査対象 小学生の子どもを持つ保護者
2. 調査方法 「キッズgoo」上での公開型インターネットアンケート
3. 調査期間 平成19年8月24日(金)〜9月10日(月)
4. 有効回答者数 2,000名
5. 回答者の属性 【性別】
男性:36.8% 女性:63.2%

【年代別構成】
20代:10.1% 30代:44.9% 40代:40.1% 50歳以上:4.9%

調査結果データ

1.家庭では約95%がブロードバンド化、光回線の利用はさらに高まり約4割に。

自宅でインターネットを利用する子どもがいる家庭では、ブロードバンド回線(光回線、ADSL、CATV)の利用者が94.5%となり、前回調査91.7%をさらに上回る結果となった。その分、アナログ回線は前回調査3.1%から2.6%に減少した。

また、光回線の利用が38.8%と約4割に達し、前々回調査20.3%、前回調査34.2%と確実に増加していることがうかがえる。【図1】

【図1】家庭でのインターネット接続環境(n=2000)

【図1】家庭でのインターネット接続環境のグラフ

2.インターネットデビューは3歳〜5歳がピーク。小学1年生までに4割が経験済み。

インターネットを利用し始めた年齢は、就学前の3歳〜5歳が26.9%と最も多く、0歳〜2歳の6.1%と合わせると就学前にインターネットデビューする子どもは3割以上に上ることがわかった。2番目に多かったのは小学1年生の14.5%で、小学1年生までの割合の合計は47.5%となり、小学1年生の時点で約5割が既にインターネットを経験済みであるといえる。【図2】

また、全体の傾向として、3〜5歳と小学1年生のあたりで第一のピークがあり、小学3年生、4年生あたりで第二のピークがあるという形は例年の調査結果と同様である。第二のピーク時は、学校にてローマ字入力を習う時期と一致し、本格的にインターネットを使い始める時期であることが推測される。【図2】

【図2】インターネットを利用し始めた学齢(n=2000)

【図2】インターネットを利用し始めた学齢のグラフ

3.家庭でのインターネット利用時間は約5割が週に1時間以上。利用目的は1位「ゲーム」、2位「勉強のための検索」。

(1) 家庭でのインターネット利用時間は約5割が週に1時間以上。

自宅でのインターネット利用時間は、週1時間以上の利用が49.1%と約5割にのぼった。週7時間以上の利用は8.2%と前回調査結果の9.9%を1.7ポイント下回ったものの、1割弱の子どもは日常的にインターネットを利用している様子がうかがえる。【図3】

【図3】自宅でのインターネット利用時間(n=1382)

【図3】自宅でのインターネット利用時間のグラフ

(2) インターネットの利用目的は1位「ゲーム」、2位「勉強のための検索」。

インターネットを利用する目的は、1位が「ゲーム」55.4%、2位「勉強のための検索(調べ物)」49.9%、3位「娯楽・趣味に関する検索(調べ物)」49.5%となり、上位3位は前回調査結果と同様の順位となった。また、「E-メール」14.5%、「自分のホームページやブログにて情報発信」5.6%、「掲示板やSNSなどのコミュニティー利用」3.4%、「チャット」5.3%とコミュニケーションを目的としたインターネット利用もある程度の割合で存在する。【図4】

【図4】自宅でのインターネット利用目的(n=1382)

【図4】自宅でのインターネット利用目的のグラフ

4.約3割の子どもが、ネット上で知り合った相手とコミュニケーション。

インターネットを利用する目的としてメールやチャット、SNSなどのコミュニティーの利用と回答した子どもに対し【図4】、コミュニケーションの相手について聞いたところ、「実際に知っている同年代の友だち」が83.4%と最も多かったが、「インターネットで知り合った同年代の友だち」(25.5%)が「家族や親戚」(24.3%)を抜いて第2位という結果になった。さらに、インターネットで知り合った"大人"とコミュニケーションをとったことのある子どもも5.3%いることがわかった。【図5】

【図5】コミュニティーを利用する際の相手(n=247)

【図5】コミュニティーを利用する際の相手のグラフ

5.インターネットを利用する際にルールを設けている家庭は約6割。

家庭で、インターネットを利用する際に何らかのルールを設けている家庭は62.2%であり、前回調査(59.2%)とほぼ同様の結果となった。

具体的なルールとしては、前回調査では2位だった「接続時間」が31.4%と最も多く、次いで「利用するサービスや閲覧するホームページ」27.1%、「インターネットを利用する時間帯」19.8%と続いた。ブロードバンド化が進んでいるのに接続時間をルールにする家庭が増えたのは、インターネットを利用する子どもの低年齢化などが原因と考えられる。【図6】

【図6】自宅でインターネットを利用する際のルール(n=1382)

【図6】自宅でインターネットを利用する際のルールのグラフ

6.家庭でのフィルタリング機能の認知度は7割以上、でも実際の利用は2割弱。

フィルタリング機能(サービス)を「使っている」(16.7%)「知っているけど使っていない」(58.8%)を合わせると75.5%の人が認知はしているものの、実際の利用は16.7%という低い結果であった。「フィルタリング機能(サービス)が何か知らない」人も14.0%と「使っている」人の割合とあまり大差なく、まだ認知拡大の必要性が感じられる。【図7】

また、「知っているけど使っていない」と答えた人に対し使っていない理由を聞いたところ、「不適切なページにアクセスしないと思っているので必要ない」が47.3%と約5割を占め、子どもを信用している様子がうかがえる。そのほかの理由としては「大人が使うときに不便だから」というセキュリティより利便性を重視した回答が18.2%と第2位につけた。「有料だから」という経済的理由は7.5%にとどまった。【図8】

【図7】フィルタリング機能(サービス)の利用について(n=1932)

【図7】フィルタリング機能(サービス)の利用についてのグラフ

【図8】フィルタリング機能(サービス)を使っていない理由(n=1135)

【図8】フィルタリング機能(サービス)を使っていない理由のグラフ

7.インターネットや情報モラル教育は学校より家庭で行うのが適当と7割以上が認識。

インターネットや情報モラル教育は誰が教育するのが適当かという質問については、「おもに家庭で親が教える」が適当と答えた人が73.3%で最も多く、次いで「使いながら独学で自然に身につけばいい」15.7%と、インターネットや情報モラル教育は家庭主導で学び、あとは実践で身につけるのが適当と考えている保護者が多かった。【図9】

また、「インターネットサービスを提供している企業やパソコンメーカーが教育する」も6.1%あり、サービスを提供する側に対する、インターネットや情報モラル教育への要望もあることがわかった。【図9】

【図9】インターネットや情報モラル教育は誰が教育するのが適当か(n=830)

【図9】インターネットや情報モラル教育は誰が教育するのが適当かのグラフ

8.パソコンやインターネット教育は、5割以上の親が実施。参考にしているものは「親の経験や知識の範囲内」が7割以上。

実際にパソコンやインターネットの使い方の教育について「親が行っている」との回答は51.8%と、前回調査の43.1%を大きく上回る結果となった。【図10】

また、親が教育をする際に参考にしているものは、「親の経験や知識の範囲内」が前回の58.9%を大きく上回り72.8%となった。より親自身の経験や知識に依存してきている傾向にあるようだ。【図11】

【図10】学校以外でのパソコンやインターネット教育について(n=830)

【図10】学校以外でのパソコンやインターネット教育についてのグラフ

【図11】学校以外でのパソコンやインターネット教育時に参考にしているもの(n=430)

【図11】学校以外でのパソコンやインターネット教育時に参考にしているもののグラフ

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