インターネットリサーチなら、NTTグループの信頼と実績、NTTコム リサーチへ

検索の仕方

調査結果

ブログ社会の影響度のアイキャッチ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログ・SNSの市場規模は急拡大

photo

お馴染み、現代用語の基礎知識選「ユーキャン新語・流行語大賞」で2006年のトップテン大賞となったのは「イナバウアー」と「品格」だった。一方、ランキング・ポータルサイトのランキングジャパンが発表した「IT業界で働く人が選ぶネット話題語ランキング2006」で第1位を獲得したのは、「Web2.0」だった。必ずしも明確な定義はなされていないが、ユーザーがコンテンツの提供を受けるだけでなく、コンテンツ構築にもかかわるとともに、それぞれのコンテンツも有機的なネットワークを構成していく、というのが大まかなイメージ。ごく普通のネットワーク・ユーザーにとって身近なものとしては、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)なども含まれる。

ブログやSNSに登録している人の数は、ともに急拡大しているために把握は困難だが、総務省が2006年3月末時点で集計したところによると、ブログ登録者数は868万、SNS登録者数は716万となっている。2005年9月末時点ではブログ登録が473万、SNS登録が399万であり、急増していることは間違いない。
矢野経済研究所が2006年11月に発表した「SNSに関する調査結果」によると、2006年度のSNSの総市場規模は前年度の4倍を超える60億2000万円に達すると推計している。現状では、広告収益が主体の事業構造になっているものの、今後はオプションサービスやオークションサービスなどを取り込むことを計画している事業者もいることから、市場規模の拡大が続き、2009年度には総市場規模が554億4000万円に達すると予測している(図1)。

図1 SNSの市場規模推移

一方、野村総合研究所は、2011年までの国内IT主要市場の市場規模予測を行っており、SNSとブログを合計した市場規模について分析している。それによると、2006年度の金額ベースの市場規模は222億円で、2007年度には2倍を超える484億円になるとしている。さらに2011年には、ブログサイト数1813万、SNS登録者数5110万に達し、金額ベースの市場規模は1706億円と予測している。また、こうしたブログやSNSからEC(電子商取引)サイトへの誘導が促進されるため、B2C(企業―消費者間)のEC市場も6兆円を越えるものとみている。

情報入手に貪欲、新しいビジネスモデルの可能性広がる

ブログやSNSが、インターネット・コミュニケーションの中で大きな存在となっているのは事実であり、各種調査機関も市場規模は今後も拡大するものとみている。では、実際にはどのように利用されているのだろうか?

インターネットコムとgooリサーチは、2004年4月から約3年にわたり共同でブログに関する定期調査を行ってきた。それによると、ブログに関する認知度は2004年4月に59.2%だったものが、2005年5月に91.3%となり、以降は90%台を維持している。ホームページに代わる個人の情報発信ツールとして、2005年時点で完全に定着したと見ることができる。さらに、2006年11月には「直近1カ月にブログをみたことがある」という回答が80.5%に達し、情報入手手段として活用されていることもわかる。一方、ブログの作成経験については、2004年4月時点で5.4%に過ぎなかったものが、2006年11月には41.5%に達するなど、順調に増加している(図2)。もっとも、作成経験者の中には、「更新を止めた」という人も30%近くいる。「更新が面倒になったから」という理由が最も多いが、1日当たりの訪問者数が50人以下のブログが70%以上を占めるという結果も出ており、作成を開始する人が多い半面、退出する人も多くなっているようだ。

図2 Blog作成経験

一方、SNSは、ブログよりも新しいツール。国内での草分け的存在の「mixi(ミクシィ)」の場合、2004年2月にサービスを開始。2006年7月にユーザー数が500万人を突破し、携帯電話からの登録を可能にしたことで2007年1月末には800万人にまで拡大している。ネットレイティングスの調査によると、家庭のパソコンからのアクセスは鈍化傾向を示しているが(図3)、2007年から世界最大のSNSである「MySpace」が正式サービスを開始するなど市場全体が活性化することが見込まれる。

図3 mixi利用状況推移

インターネットコムとgooリサーチでは、SNSに関する定期調査も開始している。2007年2月時点での調査によると、SNSを現在利用(参加)しているという人が27.7%おり、利用した経験がある人を含めると、33.7%となっている。利用(参加)したことによる生活の変化については、男性が「同じ趣味を持つ人に出会えた」がトップなのに対し、女性は「昔の友人と連絡が取れた」をトップに挙げる(図4)。2006年12月の調査でも、女性はSNS利用(参加)の目的に「家族・友人とのコミュニケーション」を挙げる人が多く、「未知」ではなく、「既知」のコミュニケーションを求めていることが特徴的といえる。

図4 SNSに参加して、次のような変化がありましたか?あてはまるものすべてお答えください。

photo

もっとも、情報入手の手段としてのネットワークメディアの重要性が高まっており、それが消費者参加型のWeb2.0に移行しつつあるのは事実。つまり、ブログやSNSが強力なポテンシャルを秘めていることは間違いない。このため、マーケティング分野においても、Web上で強い影響力を持つ「インフルエンサー」や「口コミ」をいかに活用するかという研究もなされている。強力なポテンシャルを持つだけに、リスクも大きいが、もはや無視することなどできない存在となっていることは間違いない。

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

タグ: . .

ページトップへ

 

NTTコミュニケーションズグループ NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社

Copyright(C) 2017 NTTCom Online Marketing Solutions Corporation