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「第2回 乳がんに関する2万人女性の意識調査」調査結果

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30歳代後半を中心とした子育て世代主婦層の乳がん検診認知と受診機会の拡大に期待

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報道発表資料 平成18年10月27日

gooリサーチ結果 (No.136)

「第2回 乳がんに関する2万人女性の意識調査」調査結果

~30歳代後半を中心とした子育て世代主婦層の乳がん検診認知と受診機会の拡大に期待~

国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1)を共同で提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美)と株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 將介)は、「gooピンクリボンキャンペーン2006」の一環で、NPO法人乳房健康研究会(*2)、財団法人日本対がん協会(*3)、NPO法人J.POSH(*4)の協力のもとに、「gooリサーチ」の女性登録モニターとポータルサイト「goo」を利用の一般女性を対象にした「第2回 乳がんに関する女性の意識調査」を実施しました。

本調査は、昨年10月に発表した第1回調査に引き続いて実施したもので、有効回答者数22,030名のうち8割を超える女性が乳がんに関心を持つ一方で、「日本人女性の30人に1人以上がかかる」「30〜64歳の女性がん患者の死亡原因のトップである」といった認識は昨年同様2割程度であることが分かりました。

また、乳がん検診を定期的に受けない理由として「現在しこりや症状の異常がみられないから」が最も多く、検診に関する基礎知識の啓発が求められおり、次いで「検診費用」や「時間、機会」をあげる人がそれぞれ2割以上存在することから、今後は検診費用補助や検診機会の創出といった検診制度の見直しや受診機会の認知拡大が求められています。

昨年度の調査結果「「乳がんに関する2万人女性の意識調査」調査結果」は、下記参照ください。
http://research.goo.ne.jp/database/data/000196/index.html
http://www.mri.co.jp/PRESS/2005/pr051019_im501.html

総括

今回の調査結果により、8割以上の女性が乳がんに関心を示す一方、「日本人女性の30人に1人以上がかかる」事や「30〜64歳の女性のがん患者の死亡原因のトップである」といった乳がんに関する実態を理解している人は全体の約2割にとどまり、依然として乳がんに関する認識が低いという実態が浮き彫りとなりました。

また、半数以上の人が乳がん検診の経験はなく、日本人女性の原因別死亡者数は「乳がん」が「子宮がん」の約2倍に及んでいる(厚生労働省 平成17年人口動態統計 死因簡単分類別にみた性別死亡者数より)にもかかわらず、検診受診率は「子宮がん」より下回っていることが分かりました。

乳がん検診を受けない理由は「現在しこりや症状の異常がみられないから」が最も多く、検診に関する基礎知識の欠如が見受けられ、検診を受けることによる早期発見の必要性、予防意識の啓発が求められているといえます。定期的に検診を受けない理由としては、「検診をする機会がない」が4割以上、また「検診費用」という経済的問題や検診を受ける時間の問題をあげる人が25%前後存在し、今後自治体にとって、検診費用補助や検診機会の創出といった検診制度の整備が課題であることが浮き彫りとなりました。

乳がん検診を受けるきっかけとして最も多い回答は「市区町村の検診内容にあったから」で、自治体の担う役割の重要性が明確になりつつも、自治体における乳がん検診の有無を「わからない」とする人も4割以上存在することから、検診に関する広報の積極的な実施も乳がん検診の受診者拡大につながると考えられます。

調査結果のポイント

(1) 8割以上が乳がんに関心はあるが、身近な病気としての意識は低い。

88.4%の女性が乳がんを「将来かかったら怖い病気」と考え第1位となっている。また、84.3%の人が乳がんに関心があると回答している。

乳がんについて知っている情報として、「マンモグラフィだと、しこりとして触れないごく早期の乳がんを発見できる」という基礎知識については64.9%が認識し、前回調査より約1割増加しているが、「日本人女性の30人に1人以上がかかる」事や「30-64歳の女性のがん患者の死亡原因のトップである」といった乳がんの実態を理解している人は全体の2割前後にとどまり、前回調査(平成17年10月19日発表)と比べ大きな変化がなく、「乳がん」が誰でもかかり得る病気であるという認識は依然として低い。

(2) 半数以上の人が乳がん検診を受けた事がなく、受診率は子宮がん検診より低い。

乳がん検査を「受けたことがない」と回答した人は54.0%と昨年同様半数程度に留まっている。乳がんと同じく女性特有のがんである「子宮がん」と比べてみると、「乳がん」による死亡者10,721人は子宮がんによる死亡者数5,381人の約2倍にもかかわらず(出典:厚生労働省 平成17年人口動態統計の死因簡単分類別にみた性別死亡者数より)、各検診を受けたことがない人の割合は「乳がん」が54.0%に対し「子宮がん」が41.4%と「子宮がん検診」より「乳がん検診」の受診率の方が低い。

(3) 検診を受けない理由のトップは「現在乳房に異常が見られないから」。

検診を受けない理由は「現在乳房に異常がみられないから」と回答した人が61.8%と最も多く、「検診をする機会がないから」が41.4%と昨年とほぼ同様であった。今回の調査で新たに追加した項目である「検診費用が高そうだから」と回答した人は全体の25.7%を占め、これらに続いた。受診者拡大に向けては、しこりとして現れる前の早期発見など、「乳がん検診の必要性」に関する意識の向上と、経済的負担の緩和といった支援が効果的であると予想される。

(4) 受診者拡大の鍵は「市区町村検診」の機会拡大と「予防意識の向上」

実際に乳がん検診を受診した人に「きっかけ」を聞いたところ、「市区町村の検診内容にあったから」という回答31.9%と最も多く、「市区町村の検診」の機会を増やすことで受診者拡大につながる可能性があるといえる。また、乳がん検診をどこで受けたかについては「市区町村」と回答した人が32.3%、「自分で探した検診施設」が32.6%とほぼ同数の割合であることから、乳がん検診への関心を高めることで、市区町村の検診だけでなく最寄りの検診機関で自発的に受診する人が増える可能性がある。その他、上位を占める受診のきっかけは「年齢的に必要な歳になったと思うから」29.0%、「胸のしこり、違和感気になったから」21.3%となり、乳がんの可能性がより高まった状況でないと受診に至っていないことから、「早期発見」のための基礎知識があまり理解されていないことが読み取れる。

(5) 35〜39歳の年齢層を中心とした子育て世代の主婦層への受診支援が求められる。

検診を受けたことはあるがいずれの検診方法も定期的には受診していない人にその理由を尋ねたところ、「現在乳房に異常がみられないから」(52.2%)が最も多く、次いで「検診をする機会がないから」(27.7%)と、「検診を受けたことのない人」が受診しない理由と同様の傾向が見られる。一方で、未受診者と異なる点として「なかなか時間がとれないから」(27.0%)の割合が高く、年代別に見ると35〜39歳の層が最も高い。回答者の職業構成で「専業主婦」が最も多いことを勘案すると、子育てや家事などで自分の事が後回しになりがちな30歳代後半の主婦層における受診率向上のための対策が特に求められると言える。また、受診経験のある人においても、その後定期的に受診しない理由として「現在乳房に異常がみられないから」という理由が一番多いことから、未受診者に対する受診機会の拡大と共に、定期的な受診の必要性の認知向上を継続的に図っていくことが必要であるといえる。

(6) 市区町村の検診内容について41.8%がわからないと回答。

居住する市区町村における乳がん検診の実施状況の認知については「わからない」と回答した人が41.8%。また「やっている」と回答した人でも実際どのような内容の検診を行っているのか不明な人が52.8%と市区町村の検診内容についての認知は低い。今後自治体の課題として、検診情報に関するより積極的な広報活動が求められているといえる。

(7) 早期発見に役立つ「マンモグラフィ」の認知度は昨年に比べ12.1%上昇しているが、ターゲットの年齢層には更なる認知向上が必要。

知っている乳がん検診方法について、「自己検診」80.4%、「マンモグラフィ」が80.2%、「視触診」75.2%、「エコー」56.3%と続いた。特に、「マンモグラフィ」の割合は昨年に比べ12.1%と大きく上昇し、実際に受けたことのある乳がん検診方法についても「マンモグラフィ」を受診したことがあるという人の割合が21.7%と昨年に比べて6.1%上昇していた。

「マンモグラフィ」に関する知識についても、「しこりとして触れないごく早期の乳がんを期発見できる」と理解している人の割合が64.9%と昨年の55.3%より9.6%上昇しており、ピンクリボンキャンペーンをはじめとした各種普及活動の成果が表れたものと思われる。

一方で、「40歳以上の女性に対しては二年に一回のマンモグラフィと視触診による検診を行うことを原則とする」という厚生労働省の指針については、その指針で対象とされている40歳以上の女性全年代とも70%以上の人が厚生労働省の指針を知らないのが現状であり、40歳代以上の女性に対する乳がん検診情報の認知拡大の強化が特に求められているといえる。

《 補足 》

(*1)【 gooリサーチ 】 http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター(5.9万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(3.7万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.1万人)を含め、96万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数はいずれもH18年10月現在)

(*2)【 NPO法人乳房健康研究会 】 詳細はこちらをご覧ください。URL:http://www.breastcare.jp/

(*3)【 財団法人日本対がん協会 】 詳細はこちらをご覧ください。URL:http://www.jcancer.jp/

(*4)【 NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動) 】 詳細はこちらをご覧ください。URL:http://www.j-posh.com/

<本調査およびgooリサーチに関するお問合せ先>

NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 リサーチグループ
(Tel) 03-5224-5380、(FAX) 03-5224-5201、(E-mail)research@goo.ne.jp

NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 広報グループ
(Tel) 03-5224-5500、(E-mail) pr@nttr.co.jp

<gooリサーチに関するお問合せ先>

株式会社三菱総合研究所 Eリサーチグループ
(Tel) 03-3277-0719、(Fax) 03-3277-0523、(E-mail) e-res@mri.co.jp

株式会社三菱総合研究所 広報部広報グループ
(Tel)03-3277-0003、 (Fax)03-3277-3490、(E-mail) ccd-mg@mri.co.jp

調査概要

1. 調査対象 gooリサーチモニター、「goo」を利用の一般女性
2. 調査方法 公開型アンケート
3. 調査期間 平成18年9月21日(木)〜平成18年9月28日(木)
4. 有効回答者数 22,030名
5. 回答者の属性 【年代別構成】
19歳以下1.8 %、20〜24歳 7.6%、25〜29歳 17.5%、30〜34歳 25.5%、35〜39歳 19.9%、40〜44歳 13.8%、45〜49歳 7.1%、50〜54歳3.6%、55〜59歳 2.2%、60歳以上 1.0%

【職業別構成】
公務員2.5%、経営者・役員0.6%、会社員27.8%、自営業2.7%、自由業1.5%、専業主婦37.6%、パート・アルバイト17.8%、学生5.1%、その他4.5%

【結婚率】: 65.9%
【出産経験率】:51.9%

調査結果データ

1.8割以上が乳がんに関心はあるが、身近な病気としての意識は低い。

(1) かかったら怖いと思う病気は「乳がん」がトップ

将来かかったら怖いと思う病気は「乳がん」(88.4%)が一番高く、続いて「子宮がん」(86.3%)と「女性特有のがん」の罹患の可能性について関心は高い。

【図1】将来かかったら怖いと思う病気 ※複数回答 N=22030

【図1】将来かかったら怖いと思う病気のグラフ

(2) 8割以上の人が乳がんに関心がある

8割以上の人が「乳がん」に関心を寄せ、約3割の人は強い関心を示している。

【図2】乳がんへの関心 N=22030

【図2】乳がんへの関心のグラフ

(3) 乳がんが身近な病気であるという認識は依然として2割程度にとどまる

「日本人女性の30人に1人以上がかかる」事や「30〜64歳の女性のがん患者の死亡原因の上位である」といった乳がんが身近な病気である実態を理解している人は昨年と比べ大きな変化がなく2割程度にとどまる。

【図3】乳がんについて知っている情報 ※複数回答
2005年:N=21106  2006年:N=22030

【図3】乳がんについて知っている情報のグラフ

2.半数以上の人が乳がん検診は受けた事がなく、受診率は子宮がん検診より低い。

(1) 乳がん検診未受診者は半数を超え、受診者の検査方法は「視触診」最も多く、マンモグラフィの受診割合が昨年に比べ最も上昇。

図13で後述するが、乳がん検診方法について「どれも知らない」(5.1%)とする回答者を除くいずれかの検診方法を知っている人は全回答者の94.9%で、乳がん検診受診の有無と実際に受診したことがある検診方法について尋ねた。そのうち乳がん検診を受けたことがない人は54.0%と半数以上を占める。実際に乳がん検診を受けたことがある人に検査方法を聞いたところ、医師による「視触診」(38.1%)が最も多かった。 
また、昨年と比較するとマンモグラフィの受診割合が最も上昇し、自己検診を除いた医療機関における検診としてはエコーを抜いて第2位となった。

【図4】実際に受けたことがある乳がん検診 ※複数回答
2006年:N=20918  2005年:N=19799

【図4】実際に受けたことがある乳がん検診のグラフ

(2) 子宮がん検診より乳がん検診のほうが未受診者の割合が高い

同じく女性特有のがんである子宮がんの受診状況を見ると、子宮がん検診を受けたことがない人の割合は41.4%で、乳がん検診を受けたことがない人の割合(54.0%)と比べると、乳がん検診を受診したことがない人の割合のほうが高い。

【図5】子宮がん検診の受診率 N=22030

【図5】子宮がん検診の受診率のグラフ

3.受診者拡大の鍵は「市区町村検診」の機会拡大と早期発見に対する意識の向上

(1) 未受診理由トップは自覚症状がないことが挙げられ、経済的負担も障壁に

前回調査と同様に、乳がん検診を受けない理由のトップは「現在しこりや症状の異常がみられないから」(61.8%)で、新たに追加した「検診費用が高そうだから」と回答した人は、25.7%と3番目に多い。

【図6】乳がん検診を受けない理由 ※複数回答 N=12400

【図6】乳がん検診を受けない理由のグラフ

(2) 受診のきっかけで最も多いのは「市区町村に検診内容があったから」

乳がん検診を受けるきっかけで最も多いのは「市区町村の検診内容にあったから」(31.9%)。以下、「年齢的に検診が必要な歳になったと思うから」(29.0%)、「職場検診、夫の会社の家族検診の検診メニューにあったので」(24.1%)、「胸のしこり、違和感が気になったから」(21.3%)と続く。これにより、身近に受診機会があれば積極的に受診する可能性のある層は一定程度存在すると予想されるが、一方で自覚症状を感じるまで受診しない層も存在し、乳がんの早期発見の重要性の認知拡大と、症状がなくても受診するよう受診機会の創出が求められる。

【図7】乳がん検診をうけるきっかけ ※複数回答 N=9465

【図7】乳がん検診をうけるきっかけのグラフ

(3) 最も多い受診場所は「自分で探した検診施設」

乳がん検診を受けた場所で一番多かったのは、「自分で探した検診施設」(32.6%)で、ほぼ同数で「市町村主催の検診」(32.3%)が続く。これにより、受診の必要性について認知向上を図ることで、最寄りの市町村による受診機会がない場合でも積極的に受診する可能性のある層が一定程度存在していると予想される。

【図8】乳がん検診を受けた場所 ※複数回答 N=9465

【図8】乳がん検診を受けた場所のグラフ

4.35〜39歳の年齢層を中心とした主婦層が受診しやすい体制づくりが求められる。

(1) 定期的に受診しない人の理由は未受診者と比べ「時間がとれない」の割合が高まる。

各乳がん検診方法について受診の有無を聞いた図4(回答者数:20,918人)で、「どれも受けたことがない」、「答えたくない」を除いた、いずれかの乳がん検診を受診したことがある人9,465人(45.1%)の中で、どの検診方法も定期的には受診していない人はその3割以上にあたる3,228人であった。さらにその理由を尋ねたところ、「現在しこりや症状に異常が見られないから」(52.2%)が半数を超え最も多く、次いで「検診をする機会がないから」(27.7%)と続き、乳がん検診未受診者の理由と同様の傾向が見られた。一方で、未受診者の傾向と異なる点として、「検診をする機会がないから」の割合が低い一方で、「なかなか時間がとれないから」の割合は多い。これは受診経験者の年齢層や職業など、置かれている環境や条件による影響があるものと想定される。

【図9】定期的に検診を受けない理由 ※複数回答 N=3228

【図9】定期的に検診を受けない理由のグラフ

(2) 受診時間がないとする回答者で最も多い年齢層は35〜39歳。

定期的に受診しない人で「なかなか時間がとれないから」と回答した人を年齢別に見ると、35〜39歳の層で同年代の回答者総数に対する割合が最も高い。回答者の職業別構成で「専業主婦」が最も多いことを勘案すると、子育てや家事などで自分の事が後回しになりがちな30歳代後半の主婦層への受診支援が特に求められる。

【図10】定期的に受診しない人のうち「時間がとれないから」と回答した人の年齢別割合 N=3228

【図10】定期的に受診しない人のうち「時間がとれないから」と回答した人の年齢別割合のグラフ

5.市区町村の検診内容について41.8%がわからないと回答。

(1) 市区町村の検診内容について41.8%がわからないと回答。

居住する市区町村での乳がん検診実施状況について聞いたところ、「わからない」(41.8%)と回答した人は4割を超え、市町村における検診実施の有無や周辺地域の検診施設の紹介など、乳がん検診に関する広報活動の強化が期待される。

【図11】自分の市区町村の検診実施の有無について N=22030

【図11】自分の市区町村の検診実施の有無についてのグラフ

(2) 居住する市町村で乳がん検診が実施されている人の過半数が検診内容を知らない

居住する市区町村で乳がん検診を実施していると回答した人に実施されている検診方法について尋ねたところ、内容について知らないとする人が半数を超え、乳がん検診に関する基礎知識の普及によって検診への関心を高めること、また、そのための市町村等による広報活動の強化が必要であろう。

【図12】市区町村による検診の実施方法についての理解度 ※複数回答 N=12268

【図12】市区町村による検診の実施方法についての理解度のグラフ

6.マンモグラフィの認知度は昨年に比べ上昇するも特に40歳以上への普及努力が必要

(1) マンモグラフィの認知度は昨年に比べ12.1%と大きく上昇

乳がん検診の方法について認知を尋ねたところ、「自己検診」(80.4%)と「マンモグラフィ」(80.2%)がほぼ同数で、特に「マンモグラフィ」の認知度は昨年に比べ12.1%と10%以上大きく上昇した。

【図13】乳がん検診として知っている方法 ※複数回答
2006年:N=22030 2005年:N=21106

【図13】乳がん検診として知っている方法のグラフ

(2) 特に検診が推奨される40歳以上の女性における検診の必要性の認知は2割以下

2004年に厚生労働省より示された「40歳以上の女性に対しては、2年に1回のマンモグラフィと視触診による検診を行うことを原則とする」という指針について、その趣旨を認知している人の割合は2割に満たず、指針で受診を推奨されている40歳以上の女性でも全年代とも7割以上の人が「マンモグラフィ」を知らないのが現状であり、特に40歳代以上の女性に対する乳がん検診情報の認知拡大の強化が求められている。

【図14-1】2004年に厚生労働省が示した「40歳以上の女性に対しては、2年に1回の
マンモグラフィと視触診による検診を行うことを原則とする」という指針内容の認知度 N=22030

【図14-1】厚生労働省指針内容の認知度のグラフ

【図14-2】「40歳以上の女性に対しては、2年に1回の
マンモグラフィと視触診による検診を行うことを原則とする」という指針内容の認知度(年代別) N=22030

【図14-2】厚生労働省指針内容の認知度(年代別)のグラフ

(3) ピンクリボンの認知は昨年より2割程度上昇

ピンクリボンが乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるシンボルマークであることを知っているとする割合は、昨年より17.0%上昇している。ピンクリボンキャンペーンの取り組みの認知が拡大していることが裏付けられたといえる。

【図15】ピンクリボンが乳がん意識向上のシンボルマークだという事の認知度
2006年:N=22030 2005年:N=21106

【図15】ピンクリボンが乳がん意識向上のシンボルマークだという事の認知度のグラフ

(4) ピンクリボンを知ったきっかけはほぼ半数がインターネットを通じて

「ピンクリボンを知ったきっかけ」について尋ねたところ、「インターネットで」(50.1%)がほぼ半数で、「ピンクリボンをよびかけている企業の活動」という回答も24.1%あった。乳がん検診受診者における受診のきっかけ(図7) として、「ピンクリボンキャンペーン」(1.3%)も挙げられるなど、今後も、ピンクリボン活動の拡大が乳がん検診受診者拡大につながるものと予想される。

【図16】ピンクリボンについて知ったきっかけ ※複数回答 N=14399

【図16】ピンクリボンについて知ったきっかけのグラフ

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

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