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第2回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査

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PCによる音楽配信サービス利用率は14.1%、未利用者の利用意向は約3割と高い

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報道発表資料 平成18年4月20日

gooリサーチ結果 (No.113)

第2回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査

~PCによる音楽配信サービス利用率は14.1%、未利用者の利用意向は約3割と高い~

国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1)を共同で提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:資宗 克行)と株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 田中 將介)は「gooリサーチ」登録モニター及びgooユーザを対象に「第2回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」を実施しました。有効回答者数43,585名のうち、14.1%がパソコンによる音楽配信サービスを利用しており、未利用者における将来の利用意向が28.8%に上るなど、サービス普及が予想されます。今後の課題は価格の低廉化と認知向上であり、事業者側の価格対策ならびにプロモーション強化が更なる普及拡大の鍵と言えます。

本調査は、インターネット利用ユーザのブロードバンドコンテンツの利用状況について、最新の実態を把握することを目的とした定点調査であり、毎月1回のペースで調査を行い、その結果を公開します。

前回の「『第1回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査』に関する調査結果〜無料インターネット放送の利用率は34.4%〜」は、2006年3月9日に、当社よりプレスリリースを発表しております。

総括

今回の「ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」は、ブロードバンド化が進展する中で重要性の高まりつつあるブロードバンドコンテンツの利用実態を定期的に把握することで、ブロードバンドコンテンツ市場の動向を明らかにすることを目的としています。第2回として、インターネットによる音楽配信サービスの利用実態について調査を行いました。インターネットによる音楽コンテンツの配信は、2005年にiTunesの日本版サイトが開設され、2006年4月にはauがLISMO(リスモ:「au LISTEN MOBILE SERVICE」の略称)をスタートさせるなど、携帯端末とのつながりを深めながら普及が拡大しています。

また、有料の音楽配信サービスの利用状況をみると14.1%が利用しており、中でもiTunesの利用が多く占めています。なお、未利用者における将来の利用意向は28.8%と3人に1人が意向を示していますが、値段の高さと認知の低さが課題で、認知の拡大や低価格でのサービス提供により、さらなる普及が期待されます。

調査結果のポイント

(1) 移動中のデジタル音楽プレーヤーの利用は25.3%でMDプレーヤーを上回る

移動中や外出先における「デジタル音楽プレーヤー」の利用は25.3%にのぼる一方で、「携帯MDプレーヤー」は12.6%にとどまっている。

(2) PCによる音楽配信サービスの利用率は14.1%

PCによる音楽配信サービスは現状で14.1%が利用しており、男性20代において最も利用率が高い。

(3) 利用者における課題は単価と品揃え

現在PCによる音楽配信サービスを利用している層を対象に利用上の課題について聞いたところ、「1曲あたりの値段が高い」が半数以上と最も多く、次いで「ジャンルやアーティストの品揃えが不足」の47.8%となっている。

(4) ヒット曲を楽曲毎に購入する場合は音楽配信と位置づける層が36.0%

「アーティストのアルバムを作品として聴く場合はCD、ヒット曲を楽曲毎に聴く場合は音楽配信」と位置づけている回答者が36.0%にのぼっている。また、「とくに区別していない」とする層も3分の1程度存在する。

(5) PCによる音楽配信サービスを利用しない理由は価格の高さと認知の低さ

PCによる音楽配信サービスを利用しない理由としては、「単価の高さ」を挙げる回答者が38.1%と最も多くなっており、他に「よく知らない」が20.3%となっている。

(6) 今後の音楽配信利用意向は28.8%

現在PCによる音楽ダウンロードを利用していない層に対して今後の利用意向をたずねたところ、28.8%が今後の利用意向を示している。

(7) オプションサービスの利用意向は、アーティスト別のお得なパッケージが52.4%

今後のオプションサービスとしては、アーティスト別に自分の好みで選曲したパッケージをお得な価格で購入できるサービスの利用意向が52.4%と高い。

(8) インターネットを通じた音楽関連サービスは無料ラジオや定額の聞き放題サービスの利用意向が高い

代表的な音楽関連サービスの利用意向をみると、「インターネット無料ラジオ」が37.0%、「月額会費制聞き放題サービス」が35.2%と高くなっている。

《 補足 》

(*1)【 gooリサーチ 】 http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター(5.2万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(3.2万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(1.8万人)を含め、68万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数はいずれもH18年4月現在)

<gooリサーチに関するお問合せ先>

NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 リサーチグループ
(Tel) 03-5224-5380、(FAX) 03-5224-5201、(E-mail)research@goo.ne.jp

NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 広報グループ
(Tel) 03-5224-5500、(E-mail) pr@nttr.co.jp

<本調査に関するお問合せ先>

株式会社三菱総合研究所 情報通信技術研究本部
(Tel) 03-3277-0791、(Fax) 03-3277-3473、(E-mail) info-icd@mri.co.jp

株式会社三菱総合研究所 広報部広報グループ
(Tel) 03-3277-0003、(Fax) 03-3277-3490、(E-mail) ccd-mg@mri.co.jp

調査概要

1. 調査対象 「gooリサーチ」登録モニター及びgooユーザ
2. 調査方法 公開型インターネット調査
3. 調査期間 2006年2月21日(火)〜2006年3月7日(火)
4. 有効回答者数 43,585名
5. 回答者の属性 【男女内訳】
男性46.0% 女性53.9%

【年代別構成】
10代 2.3%、20代 22.5%、30代 39.8%、40代 24.1%、50代 8.3%、60代3.0%

注:「iTunes」は、米国および他の国々で登録されたApple Computer Inc.の商標です。その他、記載されている商品名は、各社の商標および登録商標です。

調査結果データ

(1) 過去3ヶ月以内のCD購入者は約半数でCDレンタルを利用した人は約4割

まずはCDなどのパッケージメディアの消費状況について概観すると、過去3ヶ月以内にCDを購入した人は約半数を占めており、CDレンタルを利用した人は約4割を占める。パッケージメディアの購入・レンタル経験者における購入またはレンタル枚数についてみると、購入の場合は5枚未満が4割以上を占めるのに対し、レンタルの場合は5枚以上の回答者も比較的多くなっている。また、アナログレコードやミュージックテープの購入を行っているのはごくわずかな層にとどまっている。【図1】

【図1】パッケージメディアの購入・レンタル状況
(過去3ヶ月間の購入・レンタル枚数)

【図1】パッケージメディアの購入・レンタル状況のグラフ

次にパッケージメディアの記録状況についてみると、「MDに録音」と「PC経由でデジタル音楽プレーヤー中のハードディスクやメモリーに蓄積」が多くなっているが、「とくに保存しない」とする層も4分の1程度存在する。【図2】

【図2】パッケージメディアの記録状況

【図2】パッケージメディアの記録状況のグラフ

(2) 移動中のデジタル音楽プレーヤーの利用は25.3%でMDを上回る

移動中の音楽コンテンツ利用状況についてみると、「移動中や外出先では音楽は聴かない」とする層が4割を占めている。一方で、「デジタル音楽プレーヤー」は25.3%が利用しており、「携帯MDプレーヤー」は12.6%にとどまっている。なお、「その他」に関しては、自由回答として「カーステレオ、カーオーディオ」などが挙げられている。【図3】

【図3】移動中や外出先での音楽の消費状況

【図3】移動中や外出先での音楽の消費状況のグラフ

(3) PCによる音楽配信サービスの利用率は14.1%

PCによる音楽配信サービスの利用状況についてみると、現状で14.1%が利用しており、男性20代において18.8%と最も利用率が高くなっている。過去3ヶ月のダウンロード曲数は利用者の半数以上が5曲未満である。【図4】

【図4】性年齢別PCによる音楽配信サービスの利用状況
(過去3ヶ月間のダウンロード曲数)

【図4】性年齢別PCによる音楽配信サービスの利用状況のグラフ

利用している音楽配信サイトとしては、アップルの「iTunes」が50.2%と半数以上となっている。これに次ぐのが「Mora」18.4%、「Yahoo!music」16.6%である。音楽配信用のソフトについてもこのような分布を踏襲しており、「iTunes」が51.1%でもっとも高く、次が「Windows Media Player」の25.1%となっている。【図5】

【図5-1】利用している音楽配信サイトおよび音楽配信ソフト
音楽配信サイト

【図5-1】利用している音楽配信サイトおよび音楽配信ソフト-音楽配信サイトのグラフ

【図5-2】利用している音楽配信サイトおよび音楽配信ソフト
音楽配信ソフト

【図5-2】利用している音楽配信サイトおよび音楽配信ソフト-音楽配信ソフトのグラフ

また、利用している音楽配信形式については、「AAC形式」が41.2%、「WMA形式」が28.8%、「ATRAC3」が16.3%となっている。この結果も、利用している音楽配信サイトの分布と対応した結果になっている。【図6】

【図6】利用している音楽配信ファイルの形式

【図6】利用している音楽配信ファイルの形式のグラフ

(4) 利用者における課題は単価と品揃え

現在PCによる音楽配信サービスを利用中の回答者を対象に利用上の課題に尋ねたところ、「1曲あたりの値段が高い」が半数以上の57.5%と最も高く、「ジャンルやアーティストの品揃えが不足」が47.8%で半数近くとなっている。これ以外では、再生端末や音楽ファイル形式面の制約に関するものがやや多くなっている。【図7】

【図7】PCによる音楽配信サービス利用上の課題

【図7】PCによる音楽配信サービス利用上の課題のグラフ

(5) ヒット曲を楽曲単位で購入する場合は音楽配信を利用と位置づける層が36.0%

PCによる音楽配信サービス利用者の中でCDのレンタルや購入も同時に行っている回答者を対象に、CDなどのパッケージメディアとPCによる音楽配信サービスの位置づけについて聞いてみると、アーティストのアルバムを一つの作品としてまとめて聴く場合はCD、ヒット曲を楽曲毎に聴く場合は音楽配信と位置づけている人が36.0%にのぼっている。また、「とくに区別していない」とする層も3分の1程度存在する。【図8】

【図8】CDの購入・レンタルと音楽配信サービスの位置づけ

【図8】CDの購入・レンタルと音楽配信サービスの位置づけのグラフ

(6) PCによる音楽配信サービス利用拡大の課題は価格の低廉化と認知の向上

PCによる音楽配信サービスをを利用しない理由としては、「単価の高さ」を挙げる人が38.1%と最も多くなっており、これ以外では「よく知らない」が20.3%となっている。

このように楽曲単価の低廉化と認知の向上を図ることで利用者がさらに拡大する可能性があると考えられる。【図9】

【図9】PCによる音楽配信サービスを利用しない理由

【図9】PCによる音楽配信サービスを利用しない理由のグラフ

(7) 今後の音楽配信の利用意向は28.8%

現在PCによる音楽ダウンロードを利用していない回答者に対して今後の利用意向を尋ねた結果、28.8%が今後の利用意向を示している。比較的利用意向が高いのは、男性20代、30代、女性10代、20代であり、年齢が高くなるにつれて利用意向は低下する傾向がみられる。【図10-1】

【図10-1】性年齢別PCによる音楽配信サービスの利用意向

【図10-1】性年齢別PCによる音楽配信サービスの利用意向のグラフ

利用意向別に非利用理由をみると、価格は共通して高い障害になっているとともに、利用意向の高い層では、適切な携帯音楽プレーヤーがないことが大きな理由となっていることがわかる。また、利用意向のない層では、「音楽に興味がない」という指摘も高い傾向にある。【図10-2】

【図10-2】今後の利用意向別に見た非利用理由

【図10-2】今後の利用意向別に見た非利用理由のグラフ

さらに、携帯電話と携帯デジタル音楽プレーヤーの統合機器への今後のニーズとPCによる音楽配信サービス利用意向との関連をみると、強い相関関係が認められる。 このことから、今後の音楽配信サービス利用層を拡大していくうえでは、こうした統合機器による市場の活性化という方向もある程度有効と考えられる。【図11】

【図11】携帯電話と携帯デジタル音楽プレーヤーの統合へのニーズと
PCによる音楽配信サービス利用意向との関係

【図11】携帯電話と携帯デジタル音楽プレーヤーの統合へのニーズとPCによる音楽配信サービス利用意向との関係のグラフ

注)携帯電話と携帯デジタル音楽プレーヤーの統合へのニーズは、下記の質問による
「問14 今後携帯電話にiPodの機能が搭載されるなどして、携帯電話で手軽かつ安価に音楽のダウンロードや再生ができるようになったとしたら、携帯電話をデジタル音楽プレーヤーとして利用したいと思いますか。」

(8) オプションサービスへのニーズ

今後の音楽配信サービスの利用に関連して、オプション的なサービスへの利用意向をたずねたところ、「各アーティスト別に自分のお好みで数曲パッケージ化して、お得な価格で購入できる」というサービスの利用意向が半数以上と高くなっている。現状で音楽配信を利用していない層の利用意向別にみると、利用意向の高い層において高い反応があるとともに、「どちらともいえない」とする層においても半数以上が意向を示している。以上の結果は、このようなオプションサービスの充実によって、顕在ニーズの市場化を促進する可能性について示唆するものである。【図12】【図13-1】

なお、年齢別にみると未発表音源やライブ音源・映像などは10代、20代男女といった若年層において利用意向が高くなっている。【図13-2】

【図12】各種オプションサービスへのニーズ

【図12】各種オプションサービスへのニーズのグラフ

【図13-1】音楽配信サービスの利用意向別各種オプションサービスへのニーズ

【図13-1】音楽配信サービスの利用意向別各種オプションサービスへのニーズのグラフ

【図13-2】男女年齢別各種オプションサービスへのニーズ

【図13-2】男女年齢別各種オプションサービスへのニーズのグラフ

(9) インターネットを通じた各種音楽関連サービスの利用意向

音楽配信以外に、インターネットを通じた音楽関連の各種サービスの代表的なものについて利用意向をみると、「インターネット無料ラジオ」が37.0%、「月額会費制聞き放題サービス」が35.2%となっている。【図14】

【図14】インターネットを通じた各種音楽関連サービスの利用意向

【図14】インターネットを通じた各種音楽関連サービスの利用意向のグラフ

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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