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★ブロードバンド利用状況に関する調査結果(第3回)

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より高速な接続回線・光ファイバー回線への志向強まる

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gooリサーチ結果 (No.49)

ブロードバンド利用状況に関する調査結果(第3回)

~より高速な接続回線・光ファイバー回線への志向強まる~

国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1)を共同で提供する株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷野 剛)と株式会社NTT-X (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、gooリサーチ・ホームページ上で「ブロードバンド利用状況についてのアンケート」を公開調査した。有効回答者数は24,264名であった。参考までに、2002年9月に実施した調査は、ほぼ同じ内容で29,394名の回答を得た。

調査概要

1. 調査対象 一般インターネット・ユーザ及びgooリサーチ登録モニター
2. 調査方法 公開型インターネットアンケート
3. 調査期間 平成15年2月14日(金)~平成15年3月5日(水)
4. 有効回答者数 24,264名
5. 回答者の属性 (【図−1】【図−2】を参照)

調査結果のポイント

■ ブロードバンド利用者の回線変更希望

今回新たに、現在のブロードバンド回線利用者について、接続回線の切り替え意向を調査したところ、光ファイバー利用者では切り替え意向は少ないが、ADSL利用者では半数が切り替え意向を持っていることがわかった。・現在利用している回線の種類に関わらず、切り替え後の回線種類としては「10Mbps超の光ファイバー」に対する希望が最も多く、ブロードバンド経験者においては、より高速な光ファイバーへの切り替え意向が高まりつつある。

■ より高速な回線への志向の高まり

ブロードバンド利用者の回線切り替え意向の目的としては「使ってみたい」に次いで「現在の回線が遅い」が多く、回線切り替え後に期待することは9割超の人が「通信回線の速さ」を挙げており、ブロードバンド経験者では「より速い回線」を求めるニーズが高まっている。・他方、現在ナローバンドを利用している人の中で、ブロードバンドへの切り替えを予定・計画している人が選ぶ回線は「8Mbps超のADSL」が46.3%と最も多く、これに次ぐのが「100Mbps以下(10Mbps超)の光ファイバー」であり、現在ナローバンドを利用している人でも高速な回線を志向する人が多い。

■ IP電話の認知、利用状況

IP電話の認知、利用とも前回調査時よりも増加しており、利用者においてはIP電話の導入による通話料金の削減効果が現れている。

調査結果概要

【1】回答者構成

本調査の回答者の年齢別構成は、19歳以下が2.2%、20〜29歳が25.1%、30〜39歳が42.1%、40〜49歳が22.2%、50〜59歳が6.1%、60歳以上が2.3%である。(図−1参照)

男女内訳は、男性51.3%、女性48.7%である。(図−2参照)

【図-1】回答者の年齢

【図-2】回答者の性別

【2】 現在の回線利用状況

(1) 常時接続回線利用率

回答者全体のうち、「自宅に固定的なインターネット接続環境を持つ人」の利用率は、2002年9月の前回調査時の98.2%に対し、今回調査の回答者では98.6%とほとんど差はない。(図−3参照)

自宅に固定的な接続環境を持つ人のうち、「常時接続回線」の利用者の割合は前回調査の76.2%から84.4%へと増加している。(図−4参照)

【図-3】自宅に固定的なインターネット接続環境がありますか?

【図-4】主に利用する自宅の接続環境は「常時接続」ですか、「ダイヤルアップ接続」ですか?

(2) 常時接続回線の種類別内訳

「常時接続」回線の利用者から「フレッツ・ISDN」を除いたブロードバンド系接続回線の利用者は、前回調査時の84.1%から今回は89.6%へと増加している。(図−5参照)

この中では、「ADSL」利用者が常時接続回線利用者全体の59.7%から66.2%へと高い伸びを示しており、「光ファイバー」利用者のシェアはまだ小さいものの、2.9%から4.7%へと着実に増加している。他方、「CATV」利用者は21.0%から18.4%へと減少している。また、常時接続の中でもナローバンドに属する「ISDN」利用者は14.2%から8.9%へと減少している。

【図-5】(常時接続利用者に)インターネット接続回線の種類

1) ADSLの回線事業者別シェア

ADSL利用者の回線事業者別のシェアを見ると、トップは前回同様「Yahoo!BB」であるが、そのシェアは45.9%から43.2%へと若干減少している。第2位の「フレッツ・ADSL」も同様に34.4%から32.2%へと若干減少している。(図−6参照)

逆にシェアが増加したのは「イーアクセス」で、前回の27.3%から32.6%へと増加している。それ以外の回線事業者のシェアにはあまり変動は見られなかった。

【図-6】(主に「ADSL」利用中の人に)利用中のアクセス回線事業者

2)光ファイバーの回線事業者別シェア

光ファイバー利用者の中での回線事業者別シェアでは、第1位は圧倒的にNTT系の「Bフレッツ」で、そのシェアも42.9%から51.7%へと増加している。これとは逆に、「ケイ・オプティコム」は25.9%から17.7%へと顕著にシェアが低下している。(図−7参照)

その他では、「有線ブロードネットワークス」が9.2%から11.2%へ若干シェアを伸ばしている。

【図-7】(主に「光ファイバー」利用中の人に)利用中の回線事業者

(3) ブロードバンド系利用者の通信速度分布

「常時接続」回線の利用者から「フレッツ・ISDN」を除いたブロードバンド系接続回線の利用者について通信速度別に見ると、2002年9月の前回調査時と同様に「(2Mbps超)8Mbps以下」が39.2%(前回39.7%)と最も多いが、「不明」を除いて次に多かったのは前回の「(1Mbps超)2Mbps以下」の13.7%から今回「(8Mbps超)20Mbps以下」の23.5%となっており、より速い通信回線への移行が進んでいると考えられる。(図−8参照)

現在利用中の回線スピードは「不明」と回答した人を除き、ブロードバンド系接続回線の利用者を「8Mbps以下」と「8Mbps超」に2分して前回と今回を比較した。「8Mbps以下」の回線利用者は、前回87.8%、今回67.1%であるのに対し、「8Mbps超」の回線利用者は、前回12.2%、今回32.9%と、「8Mbps超」の回線利用者の割合が3倍近くに増加している。(図−9参照)

【図-8】現在利用中の回線の名目上最大スピード

【図-9】利用中の回線の名目上最大スピード(割合比率)

【3】 利用回線の切り替え意向

(1) ナローバンド系利用者の切り替え意向

「ダイヤルアップ接続」利用者に「常時接続」のうちの「フレッツ・ISDN」利用者を加えたナローバンド系接続回線の利用者に対し、今後、ADSL、CATV、光ファイバー等のブロードバンド系接続回線に切り替える計画・予定や希望があるかを尋ねた。2002年9月の前回調査時に「既に切り替えを予約・申し込みしている」(5.6%)と「具体的に切り替えを計画している」(11.0%)を選択した切り替え予定者は合計16.6%であるのに対し、今回の調査ではそれぞれ7.4%と12.3%といずれも増加し、切り替え予定者の合計は19.7%に増加している。(図−10参照)

ブロードバンド系接続回線へ「既に切り替えを予約・申し込みしている」と「具体的に計画している」を選択した回線切り替え予定者に対し、新たに導入する回線の種類を尋ねた。前回調査時に最も多かったのが「ADSL(8Mbps以下)」(28.3%)、次いで「ADSL(8Mbps超)」(28.1%)で、以下、「光ファイバー(100Mbps以下)」(13.8%)、「ADSL(1.5Mbps以下)」(13.3%)であるが、今回調査では第1位は「ADSL(8Mbps超)」(46.3%)、第2位が「光ファイバー(100Mbps以下)」(17.5%)、次いで「ADSL(8Mbps以下)」(16.0%)、「ADSL(1.5Mbps以下)」(9.7%)と変わり、より高速化への志向が高まったと同時に、光ファイバーへ切り替える意向が急増している。(図−11参照)

【図-10】ナローバンド利用者のブロードバンドへの切り替え意向

【図-11】ブロードバンド切り替え意向を持つナローバンド利用者の希望する回線種類

(2) ブロードバンド系利用者の切り換え意向

今回の調査では、「常時接続」回線の利用者から「フレッツ・ISDN」を除いたブロードバンド系接続回線の利用者に対し、現在利用しているサービス以外のブロードバンド系回線への切り替え意向を尋ねた。全体として見ると55.2%の人が切り替えを考えていないものの、残りの44.8%の人が切り替えを考えている。切り替え希望の回線としては「光ファイバー(10Mbps超)」が21.7%を占め、切り替え希望者の半数近くは高速の光ファイバー回線を望んでいる。(図−12参照)
切り替え意向のある回線種類を現在利用中の回線の種類とのクロス集計で見てみると、「光ファイバー」利用者のうち88.0%は切り替えを考えていないが、「ADSL」利用者のうち50.4%は回線の切り替えを考えている。(図−13参照)

切り替え希望者の割合が半数を超える「ADSL」、「固定無線」、「PHS常時接続」利用者のうち、切り替え希望回線種類として最も多いのが「光ファイバー(10Mbps超)」となった。この結果から、今後ブロードバンド系回線利用者が、より高速な回線への切り替えが想定され、「光ファイバー」100Mbpsクラスなどの、需要増加が予想される。

切り替え意向を持った理由については、「使ってみたい、興味がある」(53.7%)に続いて「現在の回線が遅い」(51.7%)という要因を挙げる人が圧倒的に多い。(図―14参照)

切り替え後の回線に期待することは、91.9%が「通信速度の速さ」を挙げ、第2位の「料金の安さ」の51.4%をはるかに上回っており(図−15参照)、ブロードバンド系回線利用者の中でも回線の切り替え意向を持っている人は、「料金の安さ」よりも「回線速度の速さ」に対する関心が高い。

【図-12】ブロードバンド利用者の切り替え先回線種類

【図-13】ブロードバンド利用者の切り替え先回線種類(現利用回線種別)

【図-14】他のブロードバンド接続回線に切り替えたい理由

【図-15】切り替え先のブロードバンド回線に期待すること

【4】 IP電話の利用動向

2002年9月の前回の調査項目の他に今回の調査では、新たに、接続回線の利用状況に合わせてIP電話の利用状況についても尋ねた。IP電話そのものの認知については、「知っている」人が前回2002年9月調査結果の76.9%から81.3%へと増加した。(図−16参照)さらに、IP電話を「知っている」人のうちIP電話を「利用したことがある」人も前回の13.4%から21.5%へと増加した。(図−17参照)

IP電話利用経験者に対し、通話料金の削減効果を尋ねた。通知料金が減少したとする人では「3割以上減少した」とする人が22.9%で最も多く、IP電話の導入により通話料金を削減する効果が一定の成果を挙げている。(図−18参照)

【図-16】「IP電話」を知っているか

【図-17】「IP電話」の利用経験の有無

【図-18】「IP電話」を導入して通話料金がどれだけ削減されたか。

(注)本文中のグラフまたは表中の構成比の数値を合計して、100%に満たない、または100%を超える場合があるのは、 計算上発生する小数点以下の端数の影響によるものですのでご了承ください。

《 補足 》

(*1)【 gooリサーチ 】http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTT-Xと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いeリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える「gooリサーチ・モバイル」モニター(3.3万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(1.3万人)を含め、17万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています(モニターの人数はいずれもH15年3月現在)。

<本調査およびgooリサーチに関するお問合せ先>

株式会社三菱総合研究所 情報事業開発部 eリサーチ事業チーム
(Tel) 03-3277-0719、(Fax) 03-3277-3479
株式会社三菱総合研究所 広報部広報グループ
(Tel) 03-3277-0003、(E-mail) goo-press@mri.co.jp

<gooリサーチに関するお問合せ先>

NTT-X リサーチグループ:(Tel) 03-5224-5380、(Fax) 03-5224-5203
NTT-X 広報室:(Tel) 03-5224-5500、(E-mail) pr@nttx.co.jp

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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