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インターネット投票に関するアンケート調査結果

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「無党派層」の投票率を伸ばすインターネット投票

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gooリサーチ結果(No.16)

インターネット投票に関するアンケート調査結果

~「無党派層」の投票率を伸ばすインターネット投票~

株式会社三菱総合研究所(東京都千代田区大手町2-3-6、取締役社長 谷野 剛)と 株式会社エヌ・ティ・ティ エックス(東京都千代田区大手町2-2-2、代表取締役社長 池田茂)は、2000年4月14日から4月27日まで、2社が共同で運営するインターネット・アンケート・サイト「gooリサーチ」の一般参加型調査として「インターネット投票に関するアンケート」を実施した。有効回答者数は6,553名であった。

調査の主旨

2000年3月に行われた米国アリゾナ州の民主党大統領予備選挙は、インターネット投票が投票率の向上に大きく貢献することを証明した。

本調査では、日本のインターネット利用者の日頃の投票行動やインターネット投票への期待、問題意識などをアンケート調査し、年々低下する国内の各種選挙の投票率の向上策としてのインターネット投票の可能性を明らかにすることを主旨とした。

調査概要

1. 調査方法 gooリサーチ・ホームページ上での一般公開型調査
2. 調査期間 2000年4月14日〜2000年4月27日
3. 有効回答者数 6,553名

調査結果の要旨

現在、インターネット利用者の大半は「無党派層」であり、「無党派層」ほど投票に行く度合いが低い。

一方、インターネット利用者は年齢層に依らずその大半がインターネット投票の利用を希望し、インターネット投票によって自分が投票する回数が増えると考えている。

またインターネット利用者は、候補者個人のホームページ上での公約や実績の掲示などから、投票する際の判断材料が得られる様になることを期待している。

調査結果の概要

◆ 現在の投票行動や支持政党の有無について

回答者の現在の投票に行く度合いは、「必ず投票する」と「他に予定が無ければ行く」の合計が20代で45.2%、30代で59.0%、40代で70.9%、50代以上で80.8%と、年齢層が高くなるほど投票に行く度合いが高くなった。

投票に行かない(行かない時がある)理由は、全体としては「一票を入れたい候補者がいない」が第一位(38.8%)となる一方、「政治や自治に関心がない」や「自分一人が投票しなくても大勢に影響しない」は下位となり、投票に行かない主たる理由が「政治への無関心」ではなく「政治家不信」であることを示す結果となった。
 また「情報不足でどの候補者に投票してよいか分からない」が第二位(23.8%)となり、「投票する際の判断材料の不足」を感じている回答者が多い。

支持政党や候補者の有無について、「支持政党、候補者共になし」が20代で83.9%、30代で79.8%、40代で67.6%、50代以上で50.0%と、年齢層が低くなるほどいわゆる「無党派層」の占める割合が高くなった。また、年齢層に限らず「無党派層」ほど投票に行く度合いが低くなった。

◆ インターネット投票について

将来、仮にインターネット投票が可能となった際に利用する投票方法について、「主としてインターネットで投票する」とした者が20代で67.6%、30代で64.4%、40代で70.3%、50代以上で59.0%とどの年齢層でも半数以上を占め、インターネット・ユーザは年齢に限らずインターネット投票の利用希望が高い。
 また、現在投票に行っていない度合いが高くなるほどインターネット投票の利用を希望する者の割合が高くなり、「無党派層」の方がインターネット投票の利用を希望する者の割合が高くなった。

将来、仮にインターネット投票が可能となった際の投票回数の増加度合いについて、「今までより投票する回数が増える」とした者が20代で83.0%、30代で79.0%、40代で79.1%、50代以上で70.8%とどの年齢層でも7割以上を占めた。
 また、現在投票に行っている度合いが低くなるほど回数が増えるとする者の割合が高くなり、「無党派層」の方が回数が増えるとする者の割合が高くなった。

インターネット投票の利点について、全体では「投票所に行かなくても投票できる」が第一位(69.5%)、「投票所に行く暇がないときでも短い時間で投票できる」が第二位(51.1%)となった。
 また、年齢層が高くなるほど「集計が早くなりすぐ結果がわかる」や「選挙にかかる費用が安くなる」ことを利点とする者の割合が高くなる一方、20代以上では年齢層が低くなるほど「投票所に行かなくても投票できる」ことを利点とする者の割合が高くなった。

インターネット投票の問題点について、全体では「1人で何票も投票したり他人になりすまして投票する者が出てくる可能性がある」が第一位(69.6%)となった。
 また、年齢層が低くなるほど「投票結果が改ざんされる可能性がある」や「あまりに簡単に投票できる為、よく考えずに安易に投票する人が増える可能性がある」ことを問題点とする者の割合が高くなる一方、20代以上では年齢層が高くなるほど「ネットワークのトラブル等で自分の投票が確実に受理されない可能性がある」ことを問題点とする者の割合が高くなった。

選挙における投票以外のインターネット利用について、全体では「候補者個人のホームページ上での公約や実績の掲示」が第一位(52.2%)となり、「投票する際の判断材料」をインターネットに求めている回答者が多い。

調査結果データ

会員属性

回答者の年齢層は、全体としては20代と30代がそれぞれ約4割を占め、gooリサーチで行う平均的なアンケートにおける回答者属性分布とほぼ同様の分布となった。

年齢

年齢のグラフ

回答者の性別は、全体としては女性が48.4%を占め、gooリサーチで行う平均的なアンケートにおける回答者属性分布とほぼ同様の分布となったが、年齢層によってかなりの偏りが出た。

性別

性別のグラフ

年齢層ごと男女比

年齢層ごと男女比のグラフ

回答者の住所(地域)は、全体としては関東が45.7%、近畿が19.4%、中部が14.6%と、gooリサーチで行う平均的なアンケートにおける回答者属性分布とほぼ同様の分布となった。なお、地域毎の年齢層の分布は、地域によって若干の偏りが出た。

住所(地域)

住所(地域)のグラフ

地域ごと年齢層比

地域ごと年齢層比のグラフ

職業

職業のグラフ

回答者の現在の投票行動は、全体としては「他に予定が無ければ行く」と「必ず投票する」の合計が53.3%を占めた。また年齢層によって大きな異なりを見せ、年齢層が高くなるほど投票に行く度合いが高くなった。

なお、投票行動は性別や地域によっても若干の異なりを見せたが、これは主として回答者属性における性別毎や地域毎の年齢層の偏りが影響したものであると考察する。

あなたは普段、選挙や住民投票で投票に行っていますか?

あなたは普段、選挙や住民投票で投票に行っていますか?のグラフ

(年齢層による違い)

投票行動(年齢層による違い)のグラフ

(性別による違い)

投票行動(性別による違い)のグラフ

(地域による違い)

投票行動(地域による違い)のグラフ

選挙権を持っている回答者の「投票に行かない(行かない時がある)理由」は、全体としては「一票を入れたい候補者がいない」が第一位となる一方、「政治や自治に関心がない」や「自分一人が投票しなくても大勢に影響しない」は下位となり、投票に行かない理由が「政治への無関心」ではなく「政治家不信」であることを示す結果となった。また「情報不足」が上位になったことから、回答者の多くが「投票する際の判断材料の不足」を感じていることが判った。

なお年齢層毎の分布を見ると、理由の順位づけは(下位の2つを除いて)どの年齢層でも概ね同じだが、「情報不足」、「投票所に出向くのが面倒」、「時間をつぶしたくない」、「政治に関心がない」については年齢層が低くなるほど回答割合が増加しており、若い世代ほど投票行動の阻害要因を多く感じていることが判った。

投票に行かない(行かない時がある)理由は何ですか?

投票に行かない理由は何ですか?のグラフ

(年齢層による違い)

投票に行かない理由(年齢層による違い)のグラフ

本アンケートの回答者像:支持政党の有無

回答者の支持政党や候補者の有無は、全体としては「支持政党、候補者共になし」が79.6%を占めた。また年齢層によって大きな異なりを見せ、年齢層が低くなるほど、いわゆる「無党派層」の占める割合が高くなった。また、選挙権を持っている回答者の現在の投票行動との関係を見ると、年齢層に限らず、「無党派層」ほど投票に行っていない度合いが高くなる事が判った。

あなたは現在、特定の支持政党や候補者をお持ちですか?

あなたは現在、特定の支持政党や候補者をお持ちですか?のグラフ

(年齢層による違い)

支持政党や候補者の有無(年齢層による違い)のグラフ

あなたは普段、選挙や住民投票で投票に行っていますか?

(50代)

支持政党や候補者の有無(50代)のグラフ

(40代)

支持政党や候補者の有無(40代)のグラフ

(30代)

支持政党や候補者の有無(30代)のグラフ

(20代)

支持政党や候補者の有無(20代)のグラフ

インターネット投票について:利用する度合い

将来、仮にインターネット投票が可能となった際の投票方法について、全体としては「主としてインターネットで投票する」が65.9%を占めた。また、どの年齢層でも「主としてインターネットで投票する」とした者がが半数以上を占め、インターネット・ユーザは年齢に限らずインターネット投票の利用希望が高い事が判った。一方、選挙権を持っている回答者の現在の投票行動との関連については、現在投票に行っていない度合いが高くなるほど「主としてインターネットで投票する」とする者の割合が高くなった。また支持政党の有無との関連については、いわゆる「無党派層」の方が「主としてインターネットで投票する」とする者の割合が高くなった。

インターネットによる投票が可能になったら、どのように選挙や住民投票で投票しますか?

インターネットによる投票が可能になったら、どのように選挙や住民投票で投票しますか?のグラフ

(年齢層による違い)

インターネット投票の利用(年齢層による違い)のグラフ

(現在の投票行動による違い)

インターネット投票の利用(現在の投票行動による違い)のグラフ

(支持政党の有無による違い)

インターネット投票の利用(支持政党の有無による違い)のグラフ

インターネット投票について:投票回数の変化

選挙権を持っている回答者の、将来、仮にインターネット投票が可能となった際の投票回数の増加予測について、全体としては「今までより投票する回数が増える」とした者が80.5%を占めた。また年齢層が若くなるほど、回数が増えるとする者の割合が高くなった。選挙権を持っている回答者の現在の投票行動との関連については、概して、現在投票に行っていない度合いが高くなるほど「今までより投票する回数が増える」とする者の割合が高くなった。また支持政党の有無との関連については、いわゆる「無党派層」の方が投票に行く回数が増えるとする者の割合が高くなった。

インターネットによる投票が可能になる事により、あなたが投票する回数は今までより増えると思いますか?

インターネットによる投票が可能になる事により、あなたが投票する回数は今までより増えると思いますか?のグラフ

(年齢層による違い)

投票回数の変化(年齢層による違い)のグラフ

(現在の投票行動による違い)

投票回数の変化(現在の投票行動による違い)のグラフ

(支持政党の有無による違い)

投票回数の変化(支持政党の有無による違い)のグラフ

インターネット投票について:利点

インターネット投票の利点について、全体としては「投票所に行かなくても投票できる」と「投票所に行く暇がないときでも短い時間で投票できる」が第一位、二位となった。なお年齢層毎の回答分布の違いを見ると、年齢層が高くなるほど「集計が早くなりすぐ結果がわかる」や「選挙にかかる費用が安くなる」事を利点とする者の割合が高くなる一方、20代以上は年齢層が低くなるほど「投票所に行かなくても投票できる」事を利点とする者の割合が高くなった。

インターネット投票の利点は何だと思いますか?

インターネット投票の利点は何だと思いますか?のグラフ

(年齢層による違い)

インターネット投票の利点(年齢層による違い)のグラフ

インターネット投票について:問題点

インターネット投票の問題点について、全体としては「1人で何票も投票したり他人になりすまして投票する者が出てくる可能性がある」と回答した者が69.6%を占めた。なお年齢層毎の回答分布の違いを見ると、年齢層が低くなるほど「投票結果が改ざんされる可能性がある」や「あまりに簡単に投票できる為、よく考えずに安易に投票する人が増える可能性がある」事を問題点とする者の割合が高くなる一方、20代以上では年齢層が高くなるほど「ネットワークのトラブル等で自分の投票が確実に受理されない可能性がある」事を問題点とする者の割合が高くなった。

インターネット投票の問題点は何だと思いますか?

インターネット投票の問題点は何だと思いますか?のグラフ

(年齢層による違い)

インターネット投票の問題点(年齢層による違い)のグラフ

インターネット投票について:選挙における投票以外のインターネット利用

選挙における投票以外のインターネット利用について、全体としては「候補者個人のホームページ上での公約や実績の掲示」と回答した者が52.2%を占めた。なお年齢層毎の回答分布の違いはほとんど見られなかった。

選挙や住民投票において、投票以外にインターネットを活用すべき点は何だと思いますか?

選挙や住民投票において、投票以外にインターネットを活用すべき点は何だと思いますか?のグラフ

(年齢層による違い)

選挙における投票以外のインターネット利用(年齢層による違い)のグラフ

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

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