インターネットリサーチなら、NTTグループの信頼と実績、NTTコム リサーチへ

移動電話利用に関するアンケート調査結果のアイキャッチ

移動電話利用に関するアンケート調査結果

自主調査 伝える Download

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載メディア 2000/03/09

gooリサーチ調査結果(No.12)

移動電話利用に関するアンケート調査結果

株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー情報流通(東京都千代田区大手町2-2-2、代表取締役社長池田茂)と株式会社三菱総合研究所(東京都千代田区大手町2-3-6、取締役社長谷野 剛)は、1999年12月20日から本年1月4日まで、2社が共同で運営するインターネット・アンケート・サイト「gooリサーチ」の一般参加型調査として「移動電話利用に関するアンケート」を実施した。回答者数は11,547名であった。

調査概要

1. 調査対象 gooユーザー
2. 調査方法 「goo」上で実施されたオンラインサーベイ(Web上での自記入チェック式調査)
3. 調査実施期間 1999年12月20日〜2000年1月4日
4. 有効回収サンプル数 11,548名
・移動電話 利用者数 :9546人(82.7%)
・移動電話 非利用者数:2002人(17.3%)

概要

インターネットを利用して移動電話(携帯電話とPHS)の利用動向調査を実施した。回答者数は11,548名で、移動電話利用者比率は83%である。回答者が利用する移動電話サービスの割合は、市場シェアの実態をほぼ反映したものとなっている。調査結果の概要は以下の通りである。

  • 移動電話サービスの利用料金は急速に低下してきているが、経済的な負担を理由に利用しない層がまだ半数近くいる。
  • 移動電話サービスの利用満足度では、「つながりやすさ」・「通話断」に関して携帯電話とPHSで有意な差は見られないが、「音声品質」ではPHSが圧倒的な優位性を保持している。「音声ならばPHS」という状況はユーザー評価の面から変わっていない。
  • 携帯利用者の14%がi-modeのインターネット接続サービスを利用している。将来的に利用したいサービスを聞いたところ、ショッピングと金融サービスが高い支持を得る結果となった。

回答者基本属性

回答者基本属性のグラフ

移動電話利用者の内訳

移動電話利用者の内訳のグラフ

調査結果データ

【移動電話を使っていない人々】

現在、移動電話を利用していない人でも過去に利用経験を持つ人が2割強存在する。

移動電話の利用を中断した理由として経済的な負担を挙げる人は4割強であり、移動電話を利用していない人々にとって、その利用料金がまだまだ高いものであることが伺われる。

あなたは以前 携帯電話やPHSをお持ちになっていたことがありますか?

あなたは以前 携帯電話やPHSをお持ちになっていたことがありますか?のグラフ

「はい」とお答えになった方に伺います。ご利用を停止された理由は何ですか?
(複数解答可能)

ご利用を停止された理由は何ですか?のグラフ

移動電話を利用していない人々が、今後のどのような状況の変化によって移動電話を利用するようになるかをたずねた結果を以下に示す。移動電話の利用を中断した理由と同じように、利用料金という経済的障壁の存在が未だに大きいことを示す結果となっている。

移動電話を使っていない皆さんにお聞きします。
今後、どのような情況になったら移動電話を利用しますか?
(複数解答可能)

今後、どのような情況になったら移動電話を利用しますか?のグラフ

【移動電話利用者の分布】

1999年12月末現在の移動電話市場シェアはDoCoMo(携帯)51%、セルラー&IDO 18%、J-Phone14%、ツーカー6%、PHS10%である。今回のアンケート回答者の分布の特徴として、PHS利用者が実際の分布の1.5倍程度厚い点をあげることができるが、全体として著しく歪んだサンプルではないと考えられる。

アンケート回答者の移動電話利用分布
(ドッチーモを除く)

アンケート回答者の移動電話利用分布のグラフ

アンケート回答者の移動電話利用分布

アンケート回答者の移動電話利用分布のグラフ

【移動電話サービスの月額費用】

月額費用(基本料+通話料)の分布のピークは携帯電話の場合3500円〜5000円(38%)、PHSの場合には2000円〜3500円(37%)にあり、平均的な月額費用はそれぞれ6300円、6200円程度である。周知のように携帯の顧客単価はPHSのそれに比較して高い。

月額費用の分布
注)ドッチーモは集計対象外

月額費用の分布のグラフ

【移動電話の利用時間帯】

移動電話の利用(発信と受信)頻度が最も高い時間帯をたずねた結果を下図に示した。ビジネスアワーに関しては一貫してPHSが携帯よりも高い比率を維持しているが、両者のパターンは見事といえるほど一致している。いずれにしても移動電話はアフターファイブのプライベートツールとしての利用頻度が高いことを示す結果である。

移動電話の利用(発信と受信)頻度が最も高い時間帯は?
注)ドッチーモは集計対象外

移動電話の利用(発信と受信)頻度が最も高い時間帯は?のグラフ

【携帯 vs. PHS の利用満足度比較:つながり易さ】

携帯電話もPHS も1 つのセルで多くの利用者が同時に電話を利用すると電話がつながらない状況が発生する。

電話のつながり易さ、あるいは、つながり難さに関する満足度は携帯電話とPHSのあいだにほとんど差がない。

しかし、以前と比較したサービスレベルの変化に関しては両者に違いが見られる。サービスレベルの向上を認める層はPHSにおいて5割を越える。特に、PHSの向上を明らかに認める利用者は携帯電話に比較すると2倍近くになる。苦しい経営状況にありながらもPHSのインフラ整備が具体的な満足度向上となって現れているものと考えられる。

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識
注)ドッチーモは集計対象外

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識のグラフ

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識のグラフ

【携帯 vs. PHS の利用満足度比較:通話断】

携帯電話もPHSも通話中に突然不通になることがある。これを通話断と呼ぶ。

通話断に関する満足度は携帯電話とPHSのあいだにほとんど差がない。

しかし、以前と比較したサービスレベルの変化に関しては両者に違いが見られる。サービスレベルの向上を認める層はPHSにおいて5割を越える。特に、PHSの向上を明らかに認める利用者は携帯電話に比較すると2倍近くになる。PHSは高速移動中のハンドオーバーに問題があったが、昨年の後半から投入された新型端末の効果が今回の結果に現れていると考えられる。

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識
注)ドッチーモは集計対象外

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識のグラフ

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識のグラフ

【携帯 vs. PHS の利用満足度比較:音声品質】

音声品質に関する満足度は携帯電話とPHSで大きく異なり、PHSが圧倒的な優位性を保持している。PHSは8割弱の利用者がその音声品質を評価しているが、携帯電話ではそれが半分の4割程度でしかない。

以前と比較したサービスレベルの変化に関しては両者に違いがない。つまり、「携帯電話は相変わらず携帯電話」なのであり、PHSに関しては「音声品質ならばやっぱりPHS」という状況が伺える。

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識
注)ドッチーモは集計対象外

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識のグラフ

現状に対する満足度以前に比較した現状に関する認識のグラフ

【携帯を利用したインターネットアクセス】

携帯電話を利用している回答者の中でi-mode等のインターネット接続サービスを利用している人の割合は14%である。

利用したことのあるサービスと今後利用したいアプリケーションの分布状況は下図のとおりで、大きく4つのグループに分かれる。現状の利用は低位であるが将来的な利用意向が高位なアプリケーション(グループ3)として、ショッピングと金融サービスが挙がっている。

i-mode等のサービスにおけるアプリケーション利用動向

i-mode等のサービスにおけるアプリケーション利用動向のグラフ

i-mode等でインターネットに接続して利用するサービスには通信費用以外の利用料金を必要とするものがある。そのような利用料金の平均的な額は下図のような分布を示している。月額200円以上500円未満と500円以上1000円未満の層がそれぞれ3割弱存在し、合計で55%となる。実質的にほとんど有料サービスを利用しない層(200円未満)が2割弱いるが、1000円以上のヘビーユーザーはこれより多い3割弱となっている。

全体の平均利用金額は700円程度と推測される。この内のどの程度収入が通信会社の実質収入になるのかは不明である。しかし、潜在的に8000万人程度の利用者が期待できるモバイルインターネットであれば、利用者当たりの収入原単位が小さくても全体としての市場は非常に魅力的なものとなる。モバイルインターネットは移動電話事業者にとって外せないイージーマネーの源泉となる可能性を感じさせる結果である。

モバイルインターネットに関する付加サービス利用料金(月額)

モバイルインターネットに関する付加サービス利用料金のグラフ

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

タグ: . .

ネットリサーチをご検討の方、市場調査に興味のある方、お気軽にお問合せください。

上へ戻る